■ As you wish, my lady. ／ 〆 ■

name ／ ステファノ・”ヴラド”・ロシュフォール
age ／ 外見年齢20代後半

http://imepic.jp/20211231/474800
闇夜を煮詰めて星屑をまぶしたような、艶のある黒髪は常に濡れたような潤いのある質感。前髪は長く時折視界にかかるものの、サイドをきっちりアップにしているため清潔感はある。夜に生きる者さながら日焼けとは無縁の肌で、お嬢様とはまた一味違った生気のない白肌。くっきりと並行で二重幅の広い目元は常に憂うような流し目がちで、普段は桃色の瞳も感情が昂じた時と吸血をする時に真紅に染まる。鼻筋はすらりと通り絵画染みた薄情な印象の美丈夫だが、唇にだけは情が感じられる。ヴァンパイアらしく尖った犬歯を持ち、吸血時にはさらに長く伸びる。日中の外出時のみ黒い丸サングラスを着用。身長185cm、シワひとつない燕尾服に身を包み常に白い手袋をつけている。手足が長く痩躯に見えるが脱げば筋肉質。元より脂肪を蓄えにくい質。耳には魔力を制御しておくためのピアスを複数、右手中指に家紋が刻まれた指輪。

表は完全無欠の熟語を恣にする優秀な執事、真の姿は変態に近いむっつり助平。しかし見境なく女好きというわけでは断じてなく、その対象は我が主ただひとり。四六時中お嬢様を押し倒したい衝動を欠片も表に出すことなく涼しい顔でテキパキ仕事をこなせる超人じみた自制心の持ち主。元々は人より長けた種族として人間を見下していた（ニュアンスとしては人間の弱さを哀れんでいたに近い）が、後述の理由によりお嬢様とそのお父上に絶対の忠誠を誓うように。基本的に冷静沈着だが好き嫌いのハッキリした性格であるため、濁しや誤魔化しが嫌い。能面なようで感情は割と表情に出るが、それは心を許した相手の前でのみ。

吸血鬼にも人間社会と同じように貴族階級が存在し、その中でも上流の爵位を持つ名家に長男として生を受ける。当然、その家の次期当主として爵位に恥じぬ苛烈な教育を受けて育ち、ミドルネームには吸血鬼という種族の中でも名誉ある「ヴラド・ツェペシュ」を借りて名付けられるほどの期待を受け、またそれに応えてきた。
ある時、尊敬してやまない現当主つまり父親が謎の病に倒れ、病床に伏すことに。吸血鬼の寿命から数えれば到底天寿を全うすべき年齢ではなく、まだまだ生きられるはずの父親を助けるために特効薬を探し回る。努力の結果、とある錬金術師に出会い特効薬を調合してもらうも、対価として求められたのは一国が傾くほどの大金。到底全額を用意しきれず途方に暮れていたところ、父親と交流のあったヴェロニカ嬢のお父上が御見舞に訪れて下さり、状況を話すと快く不足分の金額を援助して下さることに。こうして無事に父親は病から復活し今なお現役。
どのようにお礼をすればよいかとヴェロニカ嬢のお父上に相談したところ、上流階級の作法やしきたりに精通していること、そしてヴァンパイアという人より強い種族のため何かあった時の用心棒も兼ねて、アルバート家の執事として働かないかと打診を受ける。爵位を持つロシュフォール家が人間の家に仕えるなど前例がなく、家の権威にもかかわるのではと悩んでいたが、父親に背中を押されてアルバート家に身を捧げる決意をする。そうして10年ほど前にヴェロニカ嬢との出会いを果たし、以来彼女専属の執事として仕える日々。専属とはいえ、アルバート家の稼業を陰で支える財産管理や経営補佐等も空いた時間でこなしている。
ヴェロニカ嬢のストレートな好意に応えたくて仕方がないが、お父上に恩がある手前彼の許可なしには絶対に彼女へ手を出さないと心に誓っている。

吸血鬼だが力の強い一族であるためか、世間一般に知られる弱点（日光、十字架、純銀、にんにく等）にある程度耐性がある。例えば日光であれば屋外で長時間照射されるような状況でなければ普通に活動でき、十字架や銀・にんにくについても、もし投げつけられたとしても「おやめなさい。はしたないですよ」と軽く弾くことが出来る。コウモリの姿に変身したり、翼だけを生やすことも可能。膂力にも優れ、人間の価値観から見れば怪力の域。寿命は人間の数十倍、栄養は血液からしか摂取できない。



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お待たせ致しました、執事側のプロフィールも提出いたします！
あれこれ悩んで付け足していたら提出も遅くなるわ文章は長くなるわで大変申し訳ございません…、これでもいくつか設定を削っておりますが何卒ご確認をいただき、背後様のイメージと相違している箇所がございましたら遠慮なくご指摘下さいませ。
特に過去やお嬢様との出会い方・出会いの時期に関しては完全に当方の妄想ですので、ぜひご意見を頂ければと…！

そしてヴェロニカお嬢様、とっっっっても可愛いです…！可愛いだけではなく凛と美しい一面もあって、けれど憂うような儚さもあって…女性としての魅力に溢れたお嬢様にアタックして頂ける執事が羨ましくて仕方がありません……。そこ代わってお願い……。
とてもとても理想的なお嬢様なので、ぜひこのままのヴェロニカ様でお相手頂ければと思います…！