■ As you wish, my lady. ／ 〆 ■

name ／ ヴェロニカ・アルバート
age ／ 22

灰色に近いアッシュブロンドを悠々と腰まで靡かせ、執事による毎日の手入れが確りと行き届いている賜物か常に艶々と光り輝いている。深窓の令嬢ゆえ、（実の所は執事と一秒でも長く一緒に居たいからではあるが）積極的に外出することは余りなく肌は陶器を彷彿とさせる白皙。眦が微かにつりあがった双眸はエメラルドの色彩を放ち、上向きの睫毛が強気な印象を与える。赤い小ぶりな唇に右目の下にはチャームポイントの黒子が一つ。身長は164cm、輪郭の線は細いものの体型は至って標準で顔の造形含め全体的に年相応ではあるが、憂慮に耽っている表情や正式な場での立ち居振る舞いは艶やか。衣服は日によって様々、また毎度執事のセレクトによるものだが大抵はクラシカルなAラインのワンピースドレス。

活気に満ち溢れているというほど陽気なわけではなく、かと言って無口で朴訥とした人柄なわけでもない。どことなく覇気があり落ち着いていて言うなれば泰然自若。喜怒哀楽は分かり易く表情に全て出るため嘘をつくのは苦手な様子。身分上多くの人と交流を重ねなければならない故、不本意ながら人当たりの良い愛想笑いを浮かべることは屡々だが本来気を許した相手にしか懐かない猫のような質。見目から強気そうな印象を抱かれがちだが、物言いがはっきりしているだけで傲慢なわけではない。一度心奪われた物事に対する執着と独占欲は目を瞠るものがあり、行動が大胆且つ積極的になる。大人びた雰囲気を纏う反面、結婚式は純白のドレスで白馬を用意したい等と乙女チックな思想も少なからずあるよう。最近の悩みは専ら執事とどう結婚するかということらしい。

この世に生を受けた瞬間から上流階級であるアルバート家の一人娘として育ち、所謂英才教育と呼ばれるものを受ける毎日を過ごす。礼儀作法や令嬢としての意識、立ち振る舞い、勉学に音楽、舞踏と貴族に必要なスキルは習得済み。しかし反対に私生活に関わるもの、つまり家事全般の能力は皆無に等しく髪を乾かすことですら一苦労。成人に達し結婚適齢期を過ぎて幾年ほど経つものの、最愛の執事と結婚する夢を捨てる気配は微塵もなく、来る縁談を破棄し続け何十人もの男性が儚く散っていった。執事には人目あった時から心を奪われた。


（　／あけましておめでとうございます！そしてイラストをあげて下さりありがとうございます。とても素敵な執事さんで興奮が止まりません…！

同時に此方のお嬢様のPFが完成致しましたので置かせて頂きますね。何か不備や更なる要望等御座いましたら全力で近づけて参りますので遠慮なくお申し付け下さいませ。またお忙しいと思いますので、同じお言葉を返してしまいますがどうか無理なさらず…！　）