菫色 2021-12-24 01:46:25 |
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ふ、愛らしい鶴よ。我を騙しにやって参ったのか?これはこれは、その愛おしさに驚いたぞ。和泉であろうとお前であろうと、我が愛す刀に違いはあらぬ。よく参った、褒美でもやろうか?
確かに、暇を持て余すのであれば死んでしまった方がましぞ。お前と同じであるならば、鶴よ…お前とならば退屈を感じずに居れるやも知れぬな。
しかし…ふむ。我が穴を掘るのか?それはまた、奇っ怪に映るであろうな。これこれ、若い衆を苛めてやるな。
我としては…愛い鶴の珠の如き白い頬を紅く染めてやりたいところだがな。ふっ…それでは落ち着くまい。そうだな…鶴よ、お前を我が腕に抱いて語らうというのはどうだ?
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