着ぐるみパンダさん 2021-12-20 18:26:20 |
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「 ……そうだな。
今回は、俺が油断してしまったが、次はそうはいかない。」
( 本気の戦いを、と告げる相手に対し静かに上記を述べれば己の拳を強く握る。
この男は自分たちを駒だと言ったが、その隊員たちには愛しの家族や友人がいる。ただの駒だからと切り捨てられるものでは無い。確かに、上からの命令には逆らえないし、少なくとも自分も上の人間として命を下す必要がある。
そんな自分の判断ミスが部下たちの命取りになる。今回の事だって、自分で自分を許すことは出来ない。それを棚に上げている訳では無いが、人を人として見ないただの“駒”だと言うような奴には特に憎悪が増す。彼女を…妹を葬った彼奴のようだから。それに、自分はただの駒になるつもりは毛頭ない。)
「…アーネスト・バンクスだ。
俺は貴様の名前などどうでもいいが、礼儀として返しておく。」
( 一人称が変わった様子にピクリと一瞬眉を動かすが、直ぐに平常運転に戻る。何故か相手から戦意を感じなくなり、此方もゆっくりと武器を背に片せばぶっきらぼうに名を名乗る。
上記を述べ終えすぐに口を閉じる。だが、少し目を逸らしたかと思えばまたその視線を相手へと向け「名を聞いたついでだ」と静かに一言発した。
剣を交えていた時から薄々感じていた、自分とは違う命への固執。)
「 東。貴様はなぜ戦っている。」
(/あけましておめでとうございます!!
お待たせして申し訳ありませんでしたっっ!)
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