…芥さん、…?(数秒後呼吸が落ち着いた頃にやっと顔を上げれば、視線の先には顔見知りであり想いを寄せる隣人の姿。未だ状況理解は出来ていないものの安心した表情向けると震える足で壁伝いに其方へ歩を進めて、瞳から溢れる一雫を片手の袖で拭いつつ。)