:事務員 2021-11-30 21:27:55 |
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ゆうずつ……長庚。宵の星。暮の……。
( 黒々とした文字と鮮やかな写真を視線でなぞる。新しい設備故か、空調は適正温度に調整されているものの、上着すら羽織ったままで。窓の外では、淡い白がちらちらと舞っていて、実際にはそんなことないのに寒さを感じてしまう。ずらりと並ぶ本棚の間にいる、暖をとりにきた生徒達は少なくはないものの、広々とした空間のおかげで不快感を感じることはない。昼休みだからなのかもしれない。放課後ならきっと混んでいるのだろう。他の場所には、小説を読んでいたり、課題に追われていたり、本の整理をしている委員が見える。しかし、図書室の一番端の机にいるのは置き去りになっている参考書と筆箱、それに自分だけ。あとは心地のよいインクの匂いと木目の見える机、紙を捲る音。だから、周囲を見渡した後、いつもと比べてほんのり小さな声で無意識に呟いてしまった声を問題ないと判断し、むかしむかしから存在する植物紙の中の太陽系に思いを馳せて )
( / 参加者様全員と絡みたいのは山々なのですが、遅筆の上長考気味のため、予め一度に絡むのは三人までとさせていただきます…!キリのいいところで他の方ともお話できたら幸いです。これから宜しくお願いします! )
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