…これで白谷さんも共犯だね。( ごくり、と流し込んだそれが喉を通る音を聞けば、あっさりと彼女の身体を解放する。冷たい目を細め、綺麗に整った微笑みを作ると、逃がすつもりはないという意思を示すように人差し指を扉の鍵部に置いたまま、どこか誘惑めいた響きで尋ね ) このことは、ふたりだけの秘密にしててくれる?