白昼夢 ／ 〆

( / 甘えるのを見て揶揄ってくるような余裕綽々な魔法使いさんだと反発心などで生意気なところが出てくるのかな、なんて思いました。数年後、物語が進んで大人になった後、なども楽しめたら良いなと考えております。俺は成長したけどあんたは変わらないね、などと懐かしむのも面白そうで。
因みに人間嫌いになった理由については考えておりますでしょうか？何となくですが二点ほど思い浮かんだものを載せておきます。
街で魔法使いに対しての事実無根な悪い噂が流されており、人間は信用ならない。もしくは以前人間と恋に落ちたことがあり、年齢差も相俟って愛してしまうとすぐに会えなくなるのが辛いから仲良くならないようにしている、など。

昔から動植物の声が聞こえる性質を持つ18歳の少年。今ではコントロールでき、集中すれば聞き取れるくらい。性質を活かして花屋やペットショップなどを転々として暮らすアドレスホッパー。人の機嫌を取ることを生き甲斐として過ごし、顔色を窺うのが当たり前のため嫌われることが何よりも怖い。笑うのひとつ取っても好まれるように愛想よく振る舞う。一方でそんな自分を阿呆らしく思っているため、自分がいなくても皆は困らないだろうと考える節があり、危険にも果敢に飛び込んでゆく。しにたいわけではないが、自分の存在は大したことがないと軽視してしまいがち。信頼した人に対しては猫被りの皮が剥がれることもあり、気を許すと棘のある言葉が口をついて出る。普段笑顔で物腰柔らかなタイプで通している分、反動もあって少々生意気で子どもっぽい。怒ると当たりが強く面倒。

希望を元に少々改変を加えてみましたが、いかがでしょうか。もう少し幼い頃に出会って、それから働きに出るくらい大きくなっていくのもありかもしれない、と思ってしまう程想像が広がってしまって……今から楽しみです。)