御守りなんて厭だな、寧ろ私がしなきゃいけ無い位なのに (相手の甘い考えに呆れた顔で首を振り。 「御守り」と云う言葉に何故か面白がる様に笑って、現にそうじゃないかと言わんばかりに地面の靴跡を眺めては、構わず貴方を追い掛け隣に並び。如何せ行く所も無いのだろう? 私が居ても善いじゃあ無いか、なんて述べては顔を覗き込む様に眺めて)