俺はありがとう言ってもらえてるし、他は何もいらないよ? あ、待って。食べさせてあげる~ (小声で呟かれた内容を聞き逃さず見返りはいらないよと優しく伝えると、玉子がゆの器を取ろうとするのを制しつつベッドに腰掛けて相手との距離を詰めると、レンゲで粥をすくい火傷しないよう数回息をふきかけてから口元へ寄せて、あ~んするように笑顔でうながし) バニラさん、はい…あ~んして?