百花繚乱　【　GL　】　

>１３　愛唯花

んーん、大丈夫。
(嬉しそうなのが窺える彼女の様に、反省の色は見えないが一応詫びの言葉を告げられた此方は気にしてない事を緩慢と首を左右に振り、示唆しておく。そして彼女は自分の席に戻る様子はなく継続される会話に、自身はあまり得意な方ではなく苦手意識があり、どちらかと云えば座学の方が基本的に好む傾向で、好きか嫌いかならばと考え、小さな嫌悪感を本心で端的に吐露して。)
うん、そうだね。私も、嫌い。


>１３　英那

気分が変わったので、お構いなく。私が飲む分もありますし、渡しに来ただけですから、私は此れにて失礼します。
(よし、渡せたのだから目的は達成した。そう思っていると相手に首を傾げられ、今飲みたい気分ではなくなったと伝えパッと頭を下げれば、少し慌てたように先輩へ背を向け踵を返し、早速さと立ち去ろうとして。事実、飲み物一つの料金代も特に大した額でもないし、これ以上この場に留まる必要もなくなったと思ったからの早急な行動であり。
唯、其れだけでなく三年生なだけあって、化粧っけはないがそのままの自然体でも十分魅力的だなと憧憬を抱きじーっと見るのも失礼かと云う考えも一つで。)