魔女 2021-10-11 07:09:07 |
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舞台は、地図にも乗っていない名もない孤島。
ただ、島に住む者たちは皆【薊島(アザミトウ)】。
これは、島に伝わる昔話からと言われるが、その話を知る者は宮中に閉じこもっているとか。
中国にある紫禁城に似た宮殿【崇高宮(スウコウキュウ)】が中央に建っている。中は、東に【香東殿(コウトウデン)】、西に【西鳩殿(セイキュウデン)】、北に【紅北殿(コウホクデン)】、南に【南夕殿(ナユウデン)】が建っている。
貴族達の一夫多妻制度、地位が低い者達の奴隷制度も残っており貧富の差が激しい島。
【崇高宮】
・中央に建つ皇宮。名は建物そのものの総称ではあるが変えてはならないと言う掟がある。
名の由来の説は色々と書物などに書かれてあるが明確なものが無く、この島の主…つまりは、皇帝をさすものとされる説が濃厚視されている。玉座があり、皇帝が勅令を下すときに貴族達が集まる場。また、その裏にある邸は、内廷で皇帝と妃達が暮らす邸で広さもかなりのもの。全ての建物は、橋で繋がっている。別名、後宮とも。
【香東殿】
・東側に建つ建物。皇后と側室達の部屋がある邸。崇高宮で暮らしている、とはあるが、これは皇帝に呼ばれた時だけである。殆どは、此処で暮らす。妃達が飽きないよう、此処には書物が沢山ある。本を読める者は、少ないようだが。最近は皇后と側室達の寵愛争いが酷く、先日争いごととなり血が流れたとか。
【西鳩殿】
・西側に建つ建物。此方は女官達が暮らす邸。
調理場もある為、此処で皆に振る舞う料理を作る。派閥があり、その派閥で固まっている。派閥同士で睨み合う事も争うことも多い。
【紅北殿】
・北側に建つ建物。島について詳しい、とある者が住まうとされる邸。限られた者しか入れないと言われる邸。謎に包まれている為、情報が少ないが魔女が住むとされている。魔女は知恵多く、たまに政に口を出すこともあるのだとか。初代皇帝が、自分を救った術師に恩返しとして、この邸をプレゼントしたと言う。
【南夕殿】
・南側に建つ建物。宦官達が暮らす所でもあり、訓練などにも使われる。親衛隊等も其処に暮らしており、ある時は鑑定を行うときにも使われる。医療室もある為、何かと便利。だが、少々不衛生である為、病気などになりやすい。
【皇帝】
・薊島を統べる者。人を惹き付け、魅了する。
薊島の皇帝になるには"魔眼"の所有と皇帝の血を引いている事が絶対条件。
皇太子を決める際には、魔眼のランクで決められる。魔眼のランクを定めるのは、紅北殿に住まう者とされている。
先代の皇帝は、女に狂っていたが…今の皇帝は果たして…。
【妃】
・その名の通り薊島の皇帝の妃。皇帝の妻になるには、貴族の娘であること、"魔力がある"事が絶対条件。また、"名には花の名が入っている"。…こっそり、男も妃となり、潜んでいたりするのだとか。
嫉妬に狂っている妃同士の仲はとても険悪だが、"魔眼"を持っている者には逆らえないよう強制強力催眠魔術を嫁いだ時掛けられている。
跡継ぎの為、この国の皇太后になる為、皆は必死に寵愛を求める。例え、罪を犯そうとも…。
【魔女】
・長年、後宮を支える者として居るらしい。初代巫女の血を引いていれば、誰でもなれる。厳しい特訓と血の滲むような努力で。不老不死、なんて言われているらしいが、これは魔女を見る者が少なく代々受け継がれていると知らない為、また彼女の知恵が古臭い為と言われている。魔女と会えるのは、皇帝と皇后、側室達で、その侍女や護衛も含まれる。政に口を出せるのは…何でも、初代皇帝の血を引いているとか…。
【聖杯戦争】
・妃達の寵愛争いに血が流れたことを良しとせず、危機を感じ取った紅北殿に住まう魔女が皇帝に助言し、行われる事になった戦い。
魔女…否、初代巫女は初代皇帝に頼まれ前々から、この島で聖杯戦争を行うことを決めていたそうで準備がされていたとか。だが、この島の"聖杯"は、通常よりも願いを叶える力が弱い為中止したとされる。だが、書物では"巫女が子を宿した"為とされる。
初代巫女は、ある時だけに限り"聖杯戦争"を行える呪いを掛けた。そのある時とは…"寵愛争いで血が流れた"ときだけらしく…。
【マスター】
・英霊を従える資格を有した聖杯戦争の参加者。
現代における普通の人間であったり、魔術師の家系であったり、ある程度魔術が使えるものが基本的に参加者の適性がある。
皇帝や妃たちは、"自分で参加せずとも従者に参加させる事が可能"とあるが、従者と自分。何方が参加した方が勝つ確率が上がるか…。
【英霊(サーヴァント)】
・聖杯戦争の時のみ召喚される至上の使い魔。使い魔といっても別格で一線越える存在で使い魔の中でも最高クラス。
歴史上の人物で偉業を成し遂げたものや神話の中で功績を残し、人々に崇拝されていたり、固有名詞がある妖怪(玉藻の前や酒呑童子など鬼や狐でも名前をつけられ恐れられていたもの)などが召喚される。
聖杯戦争で生き残るとサーヴァント自身の願いも叶えられるも、今回の聖杯戦争は聖杯の力が弱い為、叶えられるのは願いの強い者の方。
サーヴァントが敗れるとマスターの参加資格である令呪は剥奪される。敗れてない他の英霊と手を組めば、マスターとして復活でき令呪も支給される。
【令呪(れいじゅ)】
・マスターが自分のサーヴァントに強制的に命令できる絶対命令権。1人三回まで使え、刺青として与えられる。
【クラス】
・英霊7騎にはそれぞれクラスといって各自役割がある。
セイバー、アーチャー、ランサー、キャスター、ライダー、アサシン、バーサーカーといいそれぞれ生前の武器や逸話として伝えられているものが関係してくる(例:剣の達人の沖田総司であれば、セイバーのクラス)
【真名(しんめい)】
・サーヴァントの本来の名前が相手に知られると原典を調べられ相手に弱点を知られることになるため、基本的にはクラス名で呼び合う
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