主 2021-10-03 20:59:27 |
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(/またまたお待たせしてしまいすみません...;主様も無理のないようにマイペースで返していただいて全然構いませんのでどうか謝らないでください!)
三井千夏
いや!何も聞こえてないよ!
(緩く塞いだ耳へと指をさされ聞こえてるだろうと指摘されれば、普通に返事をしてしまえば聞こえてることに変わりないのにも関わらず楽しそうに笑いながら首を左右に振り上記述べ否定して。自分の感想に対して"当たり前やろ"くらいだけで返ってくると予想していれば、その上を超えてきた予想外の返事。自分に言われるのは嬉しいと笑いながら言う彼にときめけばどんどん胸の鼓動が疾くなるのを感じて。彼の様子を見ると嘘を述べている風には見えないが、もしかしたら誰に言われてもそう思うのかもしれない。ただの建前の可能性が高いことが分かっていても、期待が膨らんでしまうのも事実で。とりあえずいつものノリでいようと平常心を保てば「まーた、モテる男は言うことも上手いんだから」なんて"このこの"と揶揄うように彼を小突くも嬉しそうな表情は隠しきれておらず。羨ましいと思ったことを見透かすように尋ねてきた彼にえ、と声を洩らし、慌てて其方へ視線を向ければ自分を見詰めていた彼とばっちり目が合い「あ、ばれた?...まあ、欲しいのかな」と目線を逸らしながら徐々に声も小さくなって。)
及川徹
...え、行く!そんなの見に行くに決まってる!
(彼女が感じた複雑な感情に気付ける訳もなく、笑みを浮かべながら頷く彼女を真似るように自分も笑いながら頷く。独り言のように言った呟きがまさかこんなすぐ叶うなんて思わず、彼女からの控えめな誘いに思わず目を見開いて。"でも日曜日は部活"と一瞬思考停止するも体育館の設備で部活が休みなことを思い出し、まるできらきらと効果音が聞こえてきそうなくらい目を輝かせては食い気味に上記述べ行くことを伝え。折角彼女の試合する姿が見れるなら同学年の部員である岩泉たちも誘って行こうかと迷うが、それと同時にマネージャーとは違う形で頑張る彼女は自分だけの目で見ておきたいという独占欲にも狩られる。それに帰り道彼女と2人で寄り道が出来るかもしれない折角のチャンスだ、また機会があればその時皆で応援に行けばいいだろうと心の中で自己完結して。優しいねという言葉にどこが心があったかい気持ちになるのはきっと彼女から言われたからであろうと思いつつ「そりゃ及川さんは誰にでも優しいから!...まあでも、彩葉にはもっと優しかったりするかもね?」と、つい"好きな人だから"なんて口走りそうになった言葉を飲み込んでは曖昧に述べて。「今日もよろしく」と連絡事項を伝え朝の挨拶を済ませれば、ぱんっと手を叩いて本格的に朝練を開始する合図を出し。)
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