しらた 2021-09-29 11:21:45 |
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( / それでは先レスの方失礼致しますね。これにてしらたは姿を消しますが何かございましたらお声がけくださいませ。)
松野 千夏
「それでね___、」
( 朝のホームルーム前。頬杖をつき、ゆったりとした面持ちで時には笑みを浮かべながら前の席の友人との会話に花を咲かせていた。教室の扉の開く音。きっと顔見知り程度のクラスメイトだろうとそちらへ視線を向けることは無かったが友人の一声。'松野来たよ!'とこっそりとした声で紡がれた言葉にたちまち目を見開くと背筋を伸ばし髪は手ぐしで整え、どこかぎこちない表情を浮かべながら自身の隣の席。彼にとって自分の席である場所に近付く彼にひとつ。)
「ち、ちち、ちふ、っ…ん゛んっ。松野くん!…お、おはよう。」
三途春千夜
「…あ゛?」
( がちゃり。がちゃがちゃ!とあるマンションの一角。彼女の住む部屋の扉を何度も捻るが開かない。しっかりと戸締りしているということはとっても感心。ほんのすこし満足気な表情を浮かべるもやっぱり開かないのは気に食わない。しつこく扉を捻る。開かない。当たり前だけれど。しびれを切らすと扉を蹴り、早く開けろのアピール。因みに事前の連絡は入れてない。が、しまいには彼女の携帯へと電話しつつまた再び扉を蹴る。彼女の顔が見たい、声が聞きたい、なんてことは絶対に言わない。外は肌寒いからと思ってもいない理由を突き付けてやろうか。)
「…何してやがんだテメェ!早く開けろ゛!」
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