ゆー。 2021-09-28 19:37:11 |
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>そーたん
どうしたのって……もう皆クラス行っちゃったよ?
体調悪いの?大丈夫?
( 目を開けた相手に顔を見つめられれば、その言い草に少し呆れながら上半身を起こし。この状況でも焦るでもなく、立ち上がらない彼に本気で少し心配になって隣に座れば、とりあえず熱をはかろうかと春の空気で少し冷えた手を自分の額に当て、もう片方の手を相手の額に伸ばし。 )
>ゆーくん
そー!先生酷いんだよー!1人じゃ重いよって言ってくれたら誰か頼んだのに。
( 多くの人から良い人だと思われていたほうが何かと得で、そんな計算で雑用をこなしている自分と比べれば、"都合よく使われているアホ"だなんて、嫌われ役を担ってまで律楽に忠告せずにはいられない馨のほうが余程お人好しで甘いなあと内心漏れる失笑を隠し、ぷりぷりという音が聞こえてきそうな軽い調子で担任教師を貶すことで馨の心配も汲んで。行動と矛盾しかない馨の無茶苦茶な発言にケラケラと笑えば「わーい、ありがとう!2組までお願いします。」と嬉しそうな声でお礼を伝え。踵を返した彼について歩きながら、共通の話題を選んで。 )
そうだ、1組ってことはひなくん達と同じだったでしょ?もう喋った?
>いっくん
あーいっくん!久しぶりー、高校一緒だったんだね。3年間よろしくね!
( クラス表を確認してクラスに向かう直前、走ってきた黒マスクにふと振り返れば、かつてよく共に遊んだ幼馴染で。一緒にいた男女の混じったグループからするっと抜け出してくると、彼に向かって小走りで近づき。もしかしたら彼が好きだった相手かもしれないと期待して、柔らかく微笑めば耳に髪をかけながら、弾む声で挨拶をして。)
( / よろしくお願い致します。)
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