【3L】.ﾟ･*.清涼飲料水。?*.【全員幼馴染】

>榊

………はー……。アホなの？本当にお前を思ってたら断られようと名指しだろうと普通隣で手伝う。1人で運ばせて、そいつらはその間自分の仕事や他の奴とお喋りでもしてんだろ？教師もお前のダチも面倒事をやってくれて良かった程度にしか思ってねぇ証拠だって気付けよ。(女子が持つには相当重たいだろうに、自分に対してまでお人好しの延長線なのか紙切れを差し出してくる相手の片手が重さに力を込めるのを一瞥する。”お人好しや優しさ”に付け込まれて良いようにされてるだけじゃあねえか。気づいてねぇのか。とため息漏らし、相手の方へ近付きながら口早にそう巻くし立てながら自分よりも背の低い相手を冷たく見下ろす。それに対する怒りと同時に”あのま。皆がバラバラになっていなければ自分ならそうするのに”という、理由も知らないくせに無知ゆえに出る自分勝手な怒りも混ざり、軽く舌打ちすると「要らない。心配もしてない。お前なんか俺の知ったことではねぇ。」と短く切り、相手の差し出した紙の方ではなく、相手がで支えている紙束の上からごそりと3分の2程度を片手で奪っていくと自分の目ざしていた方向とは真逆にさっさと踵を返し)早くしろ。それなら前見えんだろ、何組だ。



>八坂

……、………お前だけは変わらないで居てくれるんだな。(弦が響いて奏でる、エレキギターの無機質なビリビリとした音が心地よくて一曲歌いきるとはっと息継ぎをして。元の静かな中庭の空気が戻ってくると風の音や鳥の声が聞こえてきて余計に虚しく感じられる。ギターのネックをそっと撫で、まるで何かを悲しむかのように。ぽつりぽつりとそんなことを呟いては眉根を顰める。入学式の中で他のメンバーも目にしたし、久しぶりにまともに街中を歩いた。どれもこれも当たり前ではあるがすっかり昔と比べて変わってしまったことが疎ましくてため息を突く。もう帰ろう。こんなことをしていても虚しくなるだけで時間の無駄だ。ギターをケースにしまい込んで猫背に立ち上がり振り返ると見覚えのある人物が居て。)……八坂？


>匿名さん様
(／おまたせして申し訳ございません！プロフ確認させて頂きました！問題ありませんでしたので受理させて頂きます。初回文の投下をお願い致します！どうぞこれからよろしくお願いいたします。)