ゆー。 2021-09-28 19:37:11 |
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>榊
…………。(こちらからも顔が認識できないほどに大量の書類を持って教室に向かう相手とは対照的に、適当に抜けてさっさと帰宅しようと廊下をぬけたところにある階段に向かうために反対方向へと気だるげに歩く。体格からして何となく女子であることは認識できたが、正面から得られるのは流行の色の髪が揺れるのがプリントの山の端から少しだけ見えるくらいの情報量。それが幼なじみの女の子とも知らずに正面から一度軽く一瞥すると興味を無くしたように目線を下に逸らし歩きながら、丁度相手と交差するタイミングで足元に目線をやったまま通りすがりざまにぐらつくプリントの山を片手で安定させるためにそっと抑えてから何も言わないまま視線さえも見せずにやり過ごそうと歩き出して。)
(/初回文ありがとうございます!こちらこそどうぞ宜しくお願い致します!)
>一条
………!……。……良かった。(視界に映りこんだ動物病院の看板と、相手の顔と、抱き締めたままの暖かい小さな子猫へ順番に視線を移すと先程のような相手とやり取りをした校門前に見せた険しい目付きではなく、ほっと大きく安堵の息を漏らすと青ざめていた表情がみるみる我を取り戻したように消えて行き。それでも弱った子猫を抱いている以上、相手とまた言い合ったり確執を見せるほどの余裕は無いようで、こくと小さく頷いてから安堵の声を呟くと、他の人だったら。誰にも会わなかったら猫を殺してしまっていたかもしれない。動物病院の戸に手を伸ばし、誰も他にいないのを見渡すと受付の女性に口早に「こいつ、野良猫で……カラスが。すぐ手当を、衰弱してるから……」と預けてからぽつりと「良かった」という言葉の続きを不器用に「…お前で。」と呟いて。)
>匿名さん様
(/ご指摘ありがとうございます。此方も毎日顔を出して管理致しますので、暖かく見守ってくださると助かります。ありがとうございました。)
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