ゆー。 2021-09-28 19:37:11 |
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>榊
そうか?……お前は心配しなさすぎだ。(”心配性”と言う相手からの言葉に自覚は一切ないようでそう言われる事に対して不思議そうに眉を潜め。いいように利用されたり、いつか裏切られたり捨てられてしまう消えゆく関係に悩まされる位ならばいっそ存在しない方が遥かに楽で気負わないとさえ思ってしまう。現に相手は、相手はそうは思ってはいないのだろうが利用されているように見えてしまって。それを自分も放っておけば良いし、介入する必要性は無いのだが”いいように利用する関係”を友達と呼ぶのならばそこに含まれる事も、相手が利用されることも。更には”いいように相手を利用している誰か”がかつての幼なじみだった相手の隣で笑っている事への小さな嫉妬を自覚していることが苛立ちを加速させる。手の中にある書類の束を一瞥して「……俺は何やってるんだろうな」とぽつり本心が漏れ。はあとため息を吐くと教室のクラスの書いてある看板を顎で指し。)もう着くぞ。
(/とんでもございません、変更点無しとのことでお受け致しました。りらちゃんの中にも秘められている想いや考えが伝わってくるようでいつも背後まで微笑ましくなりながら返信させていただいております。また変更点や気になることがございましたら、いつでもどうぞお気軽にお申し付け下さい。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 )
>真藤
………。……なんの、笑顔だよ。クソが……。(言いたいことも聞きたいことも沢山あるのに、相手やほかの幼なじみに対する溝や時間があまりにも深すぎて声をかけることも追いかけることも出来ずに鋭い目をして相手が去るのを見届け。”どうして軽蔑されていないことを喜ぶんだ。””本当は、自分の事をまだ友達だと思ってくれたから助けてくれたのではないのか”なんて言葉が口に出せるわけもない。ただただ相手の残した微笑みが頭に残ってしまい、モヤモヤする頭とキリキリと鋭い痛みを残す胸の奥が苦しくてそう相手が去った空間に残す。ギリ、と歯噛みして相手には見せていない苦悶の表情のまま何も考えたくなくて軽く走るかのように校門を出て、さっさと帰ろうと考える。と、1歩外に出たところで低い声でおい、と呼び止められ振り返ると先程の金トサカ3人組にもう1人、妙に体格のいい男が1人。……ああ。こいつらを甘やかしてくれてるのは親じゃなくてこいつか。と理解するより早く自分の体の校門の間にコンクリートに脚が入る。”なあ僕ちゃん、さっきのオトモダチ呼んでくれねぇか?出されちゃ困るもん撮られたみたいでなあ。”と囁かれ強く其方を睨みあげ。)……知らん。俺も初めて見た顔だ。名前もクラスも解らん。そっちで勝手に調べろよ。
>桐谷
ッ、なん、だよそれ……俺の事待ってなんて居なかった癖に…。中学にやっと、学校に来れたと思ったら…皆バラバラになってた癖に……。(手首を掴まれ、そんなことを言われるとは露にも思っていなかった。取られた手首から伝わる相手の手の温度と、相手の悲痛にも似た表情と、自分たちが仲間じゃないのかという言葉が棘のように全身を突き刺すような痛みに似た感覚をもたらして。こんなこと相手1人に言ったって仕方がない。自分と同じように仕方なく仲間を離れた奴だっているに違いない。言ったところで変わらない。そんなことは分かっている。わかっているのに言葉にしなければ堰を切ったように泣き出してしまいそうでぽつ、ぽつと呟くがもう半分声が震えてしまって。離せ、と相手の手を振りほどくと逃げるようにクラスを出て)
>一条
嬉しそうだな。いつでも面倒見に来てやってくれ。
……なあ、一条。こんなことを言葉にするのは怒るかもしれないが。(相手に頭を撫でられて小さくみゃあ、と返す子猫がどこか嬉しそうに見えて思わず穏やかに宣う。…もし相手の家が引っ越してなければもうすぐ自分の家と相手の家と分かれ道になる、くらいの場所でふとゆっくり立ち止まりながらぽつりと声をかけると、これから言葉にしたい内容があまりにも失礼で重いものだと思うとうまく相手の顔や目を見ることが出来なくて。宵風の黒い毛並みを撫でる振りをして目線を逸らし。)俺は……皆がバラバラになった事を、俺達の友情が脆かったのではないかと思っている。…思ってしまっている。だが、お前を見ているとそうではなくて事情があったんじゃないかとほんの少しだけ思うんだ。……お前の事情を聞きたい訳では無い、ただ……そんな風に思うのは間違っているか?
>八坂
……そう、だよな。引っ越していなければこの高校に通っていても何も……おかしなことはない……。(まさかすぐ後ろのベンチに幼なじみが眠っていただなんて誰が思うだろうか。咄嗟のことで目を何度も瞬かせながら”まさか、ギターを聞かれた?”と心の中で考えつつ、半歩後ずさる。…段々と冷静さを取り戻すためにすうと酸素を吸い、脳内にそれらが行き渡ると同時に落ち着いてくると「……もうそうやって呼ぶのは止めてくれないか。高校生にもなって、お前をやっくんと呼ぶつもりは無い。」と淡々と続け始めて。)
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