怪しいひと 2021-09-27 23:06:20 |
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( 陰湿か四畳半の和室にて、据え物の如く膝折り過ごした日々を思い返せば彼の言葉は金色の蜜。若しくは煌めく角砂糖。その甘い誘惑に眩惑して、生唾を飲む姿は乏しい面様だからこそ揺れ動く心情が非常に分かり易く。尚躊躇いがあるのは彼の正体を知らぬから、然しながらその思いも愉快な笑い声により呆気無く打破しされ。「ひゃっ」小さく一驚、顔を覆う布に描かれた眼が一人でに動いたではないか。怪奇的な出来事に両肩が浮かぶも、不思議と恐怖心が湧く事はなく。手品を見ているような気分で暫し墨染を食い入る様に眺めて、漸く此れは彼の感情と直結しているのでは無いかと憶測が立ち。勿論現実味が無く、到底信じ難い現象に暫し観察が必要だと密かに好奇心を湧かせ。「おにぃも迷子なんですね…寂しゅうなかったですか?一人でずぅと探してはりました?」彼が同じ心境に置かれた者と知れば、親近感から懐疑よりも真っ先にその身を案じ、見上げていた視線は屈むまでの一連の動作に合わせて、終着地点の広い背へと落ち着き。確かに下駄の前唾で擦れた皮膚はひり付き、疲弊から下半身は重い。初対面でこんなにも甘えて良いものかと幾度と悩むものの、散々迷い詰めた人恋しさに負け遠慮がちに柔い力で両腕を首元に回し、その身を背にくっつけ )
おおきに、おにぃもはようお家に帰れるように、唄も一緒に探します。
(/有難う御座います、今は世界観や河原様の事をもっと知って行ければ良いなあと考えております!成る程、きちんと物語としてお話を紡いでいくと言うことですね素晴らしいです。それでは第一章では出会いから、この夜祭の不思議な世界観を体験(※行き交う人が襲うなど)信頼関係を築きつつ、何処かお互いの影の部分を垣間見るまで。もしくはもう一展開を取り入れるなどは如何でしょうか?二章以降は回想も入りつつ…と、簡易的な案では御座いますが提示致しますね…!
置きレス形式非常に助かります、また一週間後の確認も了承して下さり誠に有難う御座います!
お察しの通り大正辺りを想定し作成いたしました!世は国外の流行物が浸透しつつあるなか、閉鎖された集落には日本ならでは古くからこべりついた風潮が忌々しく残る時代の娘といった感じです。
いえ!気になさらないで下さい、把握致しました! )
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