─【楽園】に集う─（3L/途中参加歓迎）

（　歴史　）

大昔にあった西洋の怪物達と東洋の妖怪達による戦争。
酷く痛ましい結果だったよね。多くの犠牲が出た。
でも大抵の戦争なんてそんなもんで、いくら犠牲が出ようと終わる事は簡単じゃあないんだ、始めるのは簡単な癖にね。

それが終結した理由？……分からないかな。


新たに力を持ち始めた勢力の出現だよ。僕らの視界には一切入ってなかった、ゴミみたいでちっぽけ、たわいない卑小な存在。


そう、人類ってやつさ。


彼らの進歩は目まぐるしい物があったね。ちょっと前までは槍だなんだを振り回してただけなのに、今や鉄の塊を浮かせて海に潜り、この星から出ようとすらしている。


もう彼らは小さな存在なんかじゃないんだ。
僕らは真っ向勝負で、彼らには勝てない。
技術もそうだけど、数が圧倒的に少なくなってしまった。
もはやこの星を埋め尽くす蟻の大群にはかないやしないんだよ。


つまりそういうわけで、ここが僕らの最後の土地。

西洋と東洋が手を結び、人が立ち入る事の出来ないようにした、バケモノ達最後の安住の地。


かつてここを最初に作った僕らのご先祖さま。

彼らはここを────



　　　　　　　　　【楽園】と呼んだのさ。

（　楽園について　）

何処かの国の山の奥、人間達が立ち入れない深い深い森の中にある広い土地。
広く大きな土地ではあるが、結界によって人間に見つかる事はない。
土地は広大であり作物や他生物、川の魚など取る事が出来資源も豊富。
結界から出られるのは、それぞれの長に認められる実力者のみ。

広大な土地の中心部に怪物たちの居住地がある。
大きく東西に分け、東部に東洋妖怪の住処、西部に西洋妖怪の住処。寝泊りする場所が分かれているだけであり、それぞれ行き来は自由。
中央には小さな石畳の広場がある。
居住地を囲むように、周りは全て森があり、それを囲むように結界。


（　居住地　）

・東部
東洋妖怪の住処。大きな和風の屋敷があり、そこが妖怪達の家。一番上の部屋には頭領が住む。基本的には和風の設備のみ。施設を増やしても可。屋敷の庭には畑があり様々な作物を育てている様子。
屋敷から奥に進むと幾つもの鳥居が連なった石の道があり、その先には神社がある。（神仏関係の妖怪はここに寝泊まりしても可）神社の庭には大きな桜の樹。
東部には全体的に道の脇に真っ赤な彼岸花が咲いている。


・西部
西洋怪物の住処。大きな洋風の館があり、そこが怪物達の家。一番上の部屋にはボスが住む。基本的には洋風の設備のみ。遊戯室やプールなど自由に設備を増やして大丈夫です。館の傍には果樹園があり果物を育てている様子。
館から奥に進むと朽ちかけた教会がある。神聖な力は失われているため、神仏関係の怪物はここに寝泊まり可能。教会の外には噴水が一つ。
西部には全体的に真っ赤な薔薇の花が咲いている。

（　楽園のルール　）

・結界の外に出てはならない
・喧嘩は良いが殺し合いはご法度
・窃盗や一方的な暴行など秩序を乱すような犯罪行為は禁止
・結界の外に出てはならない
・畑でとれた作物や果樹園でとれた果実は皆の物であり、東西それぞれで独占してはならない
・婚姻に種族の違いは関係無し、楽園の民全員で祝う事
・結界の外に出てはならない
・東も西も仲良くしましょう
・結界の外に出てはならない
・結界の外に出てはならない
・結界の外に出てはならない

これらを犯した者は各長に報告の後処罰が下される。
建物の修繕、屋敷や館の清掃、森での狩猟や畑の世話などの強制労働が主。
もっと重い場合には各長から罰が下される。



・結界の外に出てはならない




（　結界　）

昔の怪物達が力を合わせて張ったとされている守りの結界。
人間達に見つかる事はなく、また戦争等で巻き込まれる事がないよう頑丈に作られているらしい。
簡単に外に出る事は出来ない。外に行く場合にはそれぞれの領地のトップから許可を得る必要がある。自由に結界の内外を行き来できるのはトップのみ。

結界の外に出たいという怪物がいる場合、その怪物が「人間世界でバレないように立ち振る舞えそうな能力、性格を持っているか、見た目を隠す事が出来ているか」を各長が確認し、それに合格していた場合結界の外に出る事が出来る。基準は厳しめ。
（例：見た目は普通の人間と遜色ないように擬態出来ているか、気性は荒すぎたり暗すぎたりせず常識的な行動をとれるか、人間界の常識を理解しているか、感情が荒ぶった時や危険が迫った時等に咄嗟に能力を使用してしまわないか、など）

滅多に合格が出される事はない。



・結界の外に出てはならない


そう、結界の外に出てはいけないから。

（　募集　）

東洋妖怪、もしくは西洋怪物。
親が結界内にいた為生まれた時から結界にいるでも良し、各長に声をかけられて外からやってきたでも良し。
種族の被りは禁止。神の参加は禁止。
人間を憎む者、未だにお互いを憎み合う者、全てを愛する者、自分しか愛せない者、または自分だけは愛せない者。いろんな妖怪が存在している。

（種族か被り無しのため、もしkeepしたい場合は24時間。keep後間に合わなさそうな場合には一言言っていただければ延長可能です。
keep無しでpf提出でも大丈夫ですが、その場合もし種族が被ったら先着順となります）


（　特別募集　）

東西それぞれのトップに立つ怪物。
世襲制であり、先代が亡くなってからトップの座についた二人。

東洋妖怪：頭領のぬらりひょん
西洋怪物：ボスの吸血鬼

どちらも性別、外見年齢自由。
基本的にチートは禁止だがこの二名に関しては他より強めの能力設定が可能。
それぞれの所属の怪物達を管理するほか、外に出て外にいる新しい怪物たちを連れてくる事も。（無理やりではなく説得）
結界の外に出たいという怪物がいればその怪物が基準（結界の説明参照）を満たしているかを確認し、それに合格していた場合結界の外に出す事が出来る。

…しかしほとんど合格を出すことはない。出してはならない。
歴代長達には言い伝えられている。
外の世界の悲惨さを。
人間共の醜さを。


・結界の外に出てはならない


守らなければならない。か弱く可愛いいとし子達を。

楽園という箱庭で、囲い込む事になってしまっても。

（　規約　）

・サイト内のルールは厳守
・チート設定禁止
・恋愛は3L可だがR18行為は禁止
・キャラは一人一役まで。他スレで使用しているキャラの使用は禁止
・ロルは最低でも20字以上、行動が分かるように。確定ロルや台詞のみは禁止。
・ドッペル制。大人数で同時に話すのではなく基本的に1対1で全員と会話を。
・荒らし、部外者の介入禁止
・参加の際にはpfを提出してもらい、主の許可が降りてから参加可能
・キャラクター同士の喧嘩、戦闘等は可だが死ネタやチート設定、確定ロルによる一方的なリンチ、本体同士の喧嘩は禁止
・他不明点があれば主まで


（　プロフィール　）

名前：西洋怪物は洋名、東洋妖怪は和名。性の有無は自由
種族：種族の被りなし（西洋怪物か東洋妖怪かも記載）
性別：不明、両性禁止
年齢：外見年齢を記載
容姿：自由、その種族に合った物を
性格：あまりに嫌われ設定や、「誰からも愛される」など決めつけるような設定は禁止
能力：東洋妖怪であれば妖術、西洋怪物であれば魔術のような能力を。最強禁止。種族に合った物。
役割：畑の世話や食事の準備、神社や教会の管理、花の世話、狩猟など主に生活で行っている事。何もしていない、でも可。長の場合は「頭領」「ボス」と表記。
備考：過去の出来事や募集したい関係など何かあれば。3L(NL/GL/BL）の可否。

（　主pf　）

「欲望を持ってりゃ人間でも怪物でも構わないさ、いい場所だよ」
「はは、今からここは君だけの懺悔室だよ。さぁ話してごらん、俺がなんでも聞いてあげよう」

名前：アンソニー
種族：悪魔（西洋怪物）
性別：男
年齢：25歳

容姿：所々はねている黒の短髪。瞳は紅く吊り上がり強気な印象だが、対照的に眉は緩いアーチ型。右目には縁が金色のモノクルをつけている。唇は薄くいつも薄ら笑みを浮かべており、そこから覗く歯は鋭く尖り舌も瞳のように赤い。先が尖った耳を持ち、耳より上、頭部に悪魔の山羊角。腰からは悪魔の尻尾、背中からは黒い羽が生えているがどちらも服で隠している。血色の悪い肌は青白いが、体つきはしっかりと成人男性の物。服は神父服を着用。胸元に逆十字のネックレス。爪を黒く塗っている。身長176cm。

性格：楽しい事を好み退屈を嫌う。他人の幸福に興味無く他人の悲劇を何よりも喜ぶ悪魔らしい性格。常ににこにこと人当りの良い笑みを浮かべ他人の相談に乗ろうとするが、それは単純に他人の悲劇や苦痛を味わいたいがため。嘘や誘惑も好む。気に入った相手に対しては少しいじわるなお兄さん程度。

能力：「契約と代償」契約を交わした相手の願いを叶える事が出来る。叶えられる願い事には限りがあり、頻度は三日に一件程。願い事を叶える変わりに何かしらの代償を要求し、もしそれが達成されない場合には代わりに力を吸い取り能力を使えなくする。どのくらい使用出来なくなるのかは叶えてあげた願い次第。
羽が出ている時には多少飛行も可能。

役割：朽ちた教会の管理、気紛れに相談役（自称）。管理も兼ねて教会に住んでいる
備考：元々結界の外で過ごしていたが吸血鬼からのスカウトにより数年前に移動してきた。人間達の信仰心の低下や疑心の強まりにより誘惑や騙す事が難しくなり、安全面も考慮して楽園への移住を決意。憎き教会があると知り最初は破壊しようと考えていたが、神聖力がないと知り嬉々として住み始めた。神父服は嫌味も兼ねての着用。
腐れ縁の天使募集、性別不問。
NL、BLどちらも可。


（/長くなってしまいましたがこれにてレス解禁とさせていただきます。
確認は明日以降となってしまいますが、keepはいつでも受け付けておりますので！

ルールには書き忘れてしまいましたが、本体会話は分かるように「((」「(/」など付けてください。

では参加希望者様がいらっしゃる事を願って！）

名前：イブ
種族：毒竜(西洋怪物)
性別：男
年齢：28
容姿：筋肉質な体型で、右目に傷がある強面。頭に4本の角が生えているが、右半分は折れてしまっている。人間に近い姿に化けているが、頬や腕には紫色の鱗がある。太くて長い尻尾と翼がある
性格：他人不信、ネガティブ。過去に起きた出来事のせいで相手を中々信用出来ず、何かあると大体がマイナス思考に行ってしまう
能力：「毒生成」体の至る所から毒を出せる、毒の濃度は意識的に行えて、皮膚が少しピリッとするぐらいのものから、少量でも致死量になってしまうような毒を作れる、でも強い毒を作り過ぎるとお腹を下す。しかし性格のせいか、上手くコントロールは出来ておらず、極度のストレスがかかると毒ガスを排出してしまうため、一人でいる方が好き
役割：狩猟、体調がいい時は花の世話、特定の処理をすれば無力化される毒とかを使ってる
備考：元々結界の外で暮らしていたが、ある時人間に襲われ、その際仲間に裏切られ瀕死の重傷を負って死にかけていたところを吸血鬼に救われ結界内に来た、人間に恐怖心を抱いているため、楽園はとても居心地が良く好きだが、他の皆を毒で傷つけてしまわないかだけが心配している。いつか心から信頼出来る相手を待っている
NL、BLどちらも可です

(世界観を読ませていただきました！凄く好きな世界観だったので…参加希望です！)