ノーマル 2021-09-07 06:50:28 |
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ああ、気をつけるよ
(自分自身がとんだ災難に見舞われたというのに、何か目的があっても無くても、他人を気遣う彼は、人の事を言えないぐらいにお人好しだ。そこがまた彼の良いところで、彼を気に入った理由でもある。だから彼の言う事には出来るだけ耳を傾けようと思っていて、改めて注意する事と口にして。そして、まずは掃除だと声を張る彼は、先に一服させてくれと言う隙も与えずに、バシバシと指示が飛ばしてくる。その勢いに押されて「は、はい」と急ぎめで取り出した一本の煙草をまた箱に戻せば、さっそく燃えるゴミを袋の中に放り込んでいく。目に見える範囲でひたすらゴミを捨てていくと、当たり前だが、テーブルや棚の上が先ほどよりもスッキリ綺麗になった気がする。今度は散らばった服をかき集めて両腕で抱え、洗濯機の横に置く。実際に集めてみて、かなりの量を溜め込んでいた事にようやく気づき、よくもこんなに溜め込んだなと自分自身に少しだけ幻滅してしまう。とりあえず彼の指示をこなしていくと、それだけでリビングや寝室が少しはマシに見えてきて、掃除するのも悪く無いなとも思い始め。こちらを監視しつつ、ゴミをまとめているお掃除隊長に次の指示を仰ぐ)
…よし、ゴミと洗濯物はまとめたぞ。次はどうすりゃいい?
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