ノーマル 2021-09-07 06:50:28 |
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んーっ…あ"ぁ……
(深く眠りに付いていたようで、音を立てて額にぶつかった空箱の感覚もあやふやで、半分寝た状態で呻き声を出しながら両手を上げて大きく体を伸ばす。そして、寝起きの頭を働かせて、彼の目が覚めたのかとやっと理解すれば、ゆっくりと体を起こしベッドの上の相手を見て 「自分の家だからどんな格好しようが自由だ。…それより案外目覚めるの早かったな。」と他人事のような言い草で。昼の時点で命に別状は無いと分かっていたので、目覚めるかどうか瀬戸際のあの緊張感はすっかり消えていた。ついでに彼がメイジだという事に対する緊張感も一緒に消してしまったようだ。先程の"だらしない、無防備すぎる"という注意はやはり微塵も気に留める様子も無く、ソファから降りてぼりぼりと腹を掻きながらベッドへと近づく。こうも無防備で居られるのは、気が抜けていた事も確かだが、アクシスでノーマルを敵に回すこと程 命知らずな事は無いし、それに彼は(死にかけた原因でもあるが)助けられた恩を仇で返すような事はしないだろうという考えあっての事だった。そして寝起きでぼやけた目を凝らしながら、サイドテーブルに置いてある薬の入った袋を幾つか手に取り。)
えーっと…とりあえずコレ飲んどきゃ治るらしいから、飲んどけ。
(何種類かの薬を渡されたので、主治医からされたように、それら一通りの説明をしようとするが、曖昧にしか思い出せず適当に完結させれば、結局元の位置に戻してしまう。何か気の利いたことをしてやれたらと考えたその時、やっと彼のもの言いたげな目線に気付き、何となく相手の言いたい事はすぐ理解が出来た。先にゆっくりと説明する必要がありそうだと、ベッドに浅く腰掛けると成人男性2人の重さに耐えかねてかギシと音が鳴る。そして顔だけ彼の方に向ければ、これから問われるであろう事を予言するかのように。)
そんな事よりもまずは、この状況を説明しろってか。
(/どんな状況だとしても必ずそれ相応の条件を突き付けてきそうな、ある意味芯がブレないキャラもいいですよね。再登場しそうな時までに設定練り練りしときますね…!
ブランくん良いコントロールしてます流石です、それとブランくんが汚部屋にドン引きしている姿がはっきりと目に浮かびます…笑
この後は、しばらくはマックス家で療養生活、日常系のやりとりがメインになる流れですかね?)
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