ノーマル 2021-09-07 06:50:28 |
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ああ…全くだ。
(彼女の言葉に同調し、やるせなさを表すように首を振る。連れてきた先がアクシスでは、助けた事になるかどうかも分からない。居場所を失った精神的なダメージはかなり大きいはずで、自分を恨んでいてもおかしくはない。しかし、そのような様子は殆ど見られないし、寧ろ現状を飲み込んで順応しているように見える。それなら自分も彼が前へ進むためのサポートをしなければいけない。彼の仲間を探す事もその一つのはず。少しずつ情報を集めて、どれだけ時間がかかったとしても、辿り着くまでは諦めない。今回も情報が得られる事はあまり期待はしていなかった。果てしなく遠いゴール、のはずが、彼女から返された質問によって、ゴール目前までワープさせられたようだった。こちらも突然の事に戸惑いながらも、間違いのないように丁寧に答えて)
は…?あ、ああ、そうだ。名前はブラン。白い髪で金色の瞳。あとは…顔は女に見えなくもないが、それを言うとすげえ勢いで怒る
(最後の一言は余計だと、ブランには怒られそうだけれど、名前と髪や瞳の色が同じ別人を話しているのかもしれない。そして、どうやら同じ人間を思い浮かべているようだが、ブランが言うには知り合いは師匠以外いなかったはず…もしかして…、と顎に手を当てて考えるような素振りをしてから、「師匠と知り合いか?まあいい、どういうことか教えてくれ。」彼女にその解答と解説を求めて)
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