ノーマル 2021-09-07 06:50:28 |
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おいおい、物騒な物しかねぇな!…いいのか?まじで使わないなら遠慮無く貰ってくけど、とりあえず、すぐ使えそうなヤツ探すか…!
(自ら『か弱い研究員』と称するのは疑問が残るが、倉庫内の大量の装備に目を見張り、興奮した様子で述べて。やはり血には抗えないようで、その様子は新しいオモチャを与えられた子供のようにも見える。そして、物品の一つ一つを手に取って見ていると、刃物は一般的な果物ナイフから軍用ナイフまで、銃火器も護身用の拳銃から狙撃銃まで、多種多様に取り揃えられていた。それらの中には確かに年季の入った物も見られるが、どれも前線で活躍していた武器や装備ばかりで、失敗作達にも十分に通用するだろう。ただし、どれも全く手入れがされていないようなので、今すぐに使えそうな物は無いか吟味する。ナイフは刃こぼれがないか確認し、左右の手で持ち替え、銃を手に取れば、グリップの感触を確かめ、照準を合わせ、マガジン交換、また照準を合わせて、と流れるような所作で。そして選び抜かれたのはコンバットナイフと散弾銃にマグナム銃。それらを眺めていると、いつの間にか仕事の顔に移り変わっていて、選別した武器の調整をしながら)
…奴らがデカいだけのただの獣なら、武器はこれで十分だ。後はあの口を塞げればパーフェクトだが、人力じゃどうしようもねえな。…まあ、そこは何とか上手くやるさ。
(それから埃を被り少々カビ臭さもするが、無いよりかはマシな筈の防具とその他諸々を身につけ、それらに被せていた大きな布を持てば装備は完璧で。彼女の方を振り向き「OK、準備できた。」と告げて)
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