鬼娘 2021-09-05 10:06:47 |
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(/こちらこそ初回を回すにあたって、その辺りをすっかり失念しておりました!ありがとうございます…!今の段階では、下記のような認識にしようかと考えております。
・夏樹君視点→約束を覚えていないため、何故こんなに迫られているのか意味が分からない。怖い。
・みやび視点→夏樹君も当然約束を覚えているものと思って接している。自分を遠ざけようとしているのは照れているからと、ポジティブに勘違い。
後々、夏樹君が本気で約束を忘れていることに気が付いたみやびから思い出話を吹っ掛けようと思うのですが、如何でしょうか?
諸々ご快諾くださりありがとうございます!早速ですが、下記に初回の描写を置かせていただきました。時期も入学してから1ヶ月半ほど経ったあたり(5月中頃)をイメージしております。
ロルの長さや形式は問いませんので、夏樹君背後様のやりやすいように回してくださいませ!
また絡みにくいようでしたら回し直しますので、遠慮なく申し付けくださいね。)
※。.:*:・'°☆
(おにぎりに甘い卵焼き、たこさんウインナー、鶏の唐揚げにポテトサラダ、きんぴらごぼう等々、この他にも多数の料理がテーブル上にずらりと並んでいる。全て今しがた作り終えたものだ。これらを3段分にも及ぶ豪華な重箱の隙間を埋めるようにして、バランスや彩りを考えながら、菜箸で器用に詰め込んでいく。…高校に入学して慣れない一人暮らしを始めてからというもの、毎朝早くに起床しては、こうして旦那様のために愛情たっぷりのお弁当を作っている。なんせこれは妻の務めだからだ。旦那様の好みに関してはまだまだ知らないことの方が多いけれど、これだけあれば何れかは旦那様のお口に合うだろうとの考えから、重箱3段にも及ぶ大作を1ヶ月半もの間、毎朝作り続けていた。
完成したお弁当を優美で落ち着いたデザインの風呂敷で包み、身に付けていたフリフリエプロンを外して椅子の背凭れに掛けると、風呂敷包みと通学鞄を持って玄関へ向かう。玄関に置いてある姿見で身嗜みを入念にチェックして、自身の美しさを再確認してから外へと足を踏み出し、そうして向かう先は当然──旦那様のご自宅である。登校前にお迎えに上がる…これもまた、妻の務めだからだ。)
(春らしいさっぱりとした朝の空気を感じながら、小鳥たちに混じって空を飛ぶこと数分。旦那様のご自宅の真上に辿り着いたところで、弁当箱の中身を崩さないよう注意を払いつつ、ふわっと玄関の前に舞い降りる。大丈夫、定刻通り。そろそろ旦那様が玄関から顔を出す頃合いだろう。
旦那様と同じ屋根の下で共に生活出来たなら、毎朝起こして差し上げるのに。寝起きの旦那様、さぞ愛らしかろうな…。今日のみやびはセクシーだね、なんて耳元で囁かれちゃったりしてお布団からなかなか出してくれんかったりして、それでそれで………きゃあーーっ!
──玄関の傍にて待機しつつ、ひとり悶々と妄想に耽っては表情をころころと豊かに変えて)
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