かぶき町定食屋「鰻と卵」（〆

憂木 心糸（　ゆうき こいと　）/ ２２歳

容姿 ▽ 腰までかかる栗色の髪は、毛先が内側に緩くカールしており、しっとり艶やか。大抵は低い位置でお団子結び。目に掛からない長さで揃えられた前髪から時折り覗く眉は、大抵やや八の字を描いている。垂れ目に幅の広い二重瞼が相まって、顔全体の印象はとろんと柔らかい。白い肌とは対照的に血色の良い頬と唇。身長は１５８センチ程で華奢な体型。目に優しい色合い、柄の着物と帯が好き。

性格 ▽ 柔らかな物腰と口調から見て取れるように、素直で従順なおっとりとした性格。かと思えば偶に気まぐれで、天人絡みで怖い思いをしたというのに平気でふわふわと外を出歩いてしまうくらいには警戒心薄め。男女問わず心を許した全ての人との距離感が迷子になりがち。当人には１ミリの悪気も無いし、かつその結果異性から向けられる恋愛感情にはめっぽう疎いのでとてもたちが悪い。

備考 ▽ 江戸から遠い国元の、その土地の有力武家にてお手伝いさんとして働いていた。幼い頃に家族をなくしている。一度言葉を交わした天人に後日呼び出しを受け、何の警戒を抱くこと無くのこのこ出向いたら、そのまま何が何だか分からないままに拉致される。が、江戸に入った所で乗っていた車輌が故障し、天人達がその処理に四苦八苦している隙に逃走。体力がある方ではないにも関わらず、幸運に幸運が重なって逃げ切ることに成功し、かぶき町での発見保護に至る。