ひつまぶし 2021-08-27 23:03:24 |
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…江戸に、帰る場所はありません…。ここには遠い国元から、天人に連れて来られました( 不意に立ち上がった相手を、座った体勢のまま見上げながら、これから彼が口にするであろう言葉をぼんやりと推測してみて。それはきっと、別れの挨拶に違いないだろうと思っていたのに、こんなどう見たって何かしらの厄介事を抱えている不審な女にまだ付き合ってくれるというのだから、心底驚いたように瞳を丸くして。けれどすぐにその表情を硬くし、視線を暗い地面へと落とすと、ここで漸く己の現在の状況とその原因についてを簡素な言葉で説明し。と同時にふと、非常時の第六感とでも云うべきものが働いたのか「助けを求めるなら今、この人だ」という直感と確信が胸の内に起こり始めて。決心した様に息をひとつ吸い込み、壁に手をついてよろよろと立ち上がると、再び相手を真っ直ぐに見上げて。「ご無理とご迷惑を承知でお願いさせてください。今夜一晩だけ、私を匿ってくれませんか?後日必ず、お礼をしますから」少しだけ掠れた、けれどとても切実な声音でそう言うと、深く深く頭を下げて )
退がると言いつつ、しっかり登場していてごめんなさい…( 恥 )あの、返信のペースに関しましては、ひつまぶし様のリアル事情を1番に優先にした頻度でお返事を頂ければと思っておりますので、間が開く場合があってもどうか気に病まないでくださいね…!…ということをどうしてもお伝えしたくて、つい( えへへい )ではでは今度こそ、失礼させて頂きます…!
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