ひつまぶし 2021-08-27 23:03:24 |
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( 夕刻、既に日暮れも近い時分。往来を行く多くの人々の影に身を溶け込ませることが出来てやっと、今朝からずっと張り通しだった神経がふっと緩み。脚も腕も、目も耳も、心臓も肺も、その他体の全てが疲労に悲鳴を上げていること、いつ作ったのかも分からない右頬の擦り傷がずきずきと鬱陶しく痛むことに、そこで漸く気が付いて。ただそこに真っ直ぐ立っているだけでも、疲弊した身には随分とこたえ、ふらふらと近くの細い路地に入って行っては、堪らずその場でしゃがみ込み。「少し、休憩」。そう自分では呟いたつもりだったけれど、小さく開いた口からは結局何の音も出ては来ず、震える呼吸だけが不規則に繰り返されて。建物の壁に縋るように片手をついて蹲った姿勢のまま、何もかもが落ち着くのを待つように、そっと、固く、目を閉じて )
ではお言葉に甘えて、背後文は蹴らせて頂きますね!お気遣いくださって本当に有難うございます( 頭下げ )長さやロルの文体に何かご要望やご指摘がありましたら是非お申し付けください…!!お返事を楽しみに待っています( 両手きゅ )
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