俺が君をどれだけ待っていたか知りもしないで (貴方の離れていく後ろ姿を眺めながらぼんやりとそう呟くと、自分自身も自分の存在が何か分からないと言えば貴方は納得してくれるのかとそんなことを考え、しばらく歩き回れば賢い貴方は必ず戻ってきてくれるだろうと、再び岩場に腰掛けて)