爆豪勝己 2021-08-05 09:31:50 |
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『ぼく、まだどんな個性なのか分からないんだけど、バクゴーの兄ちゃんみたいに強くてカッコいい個性だったらいいなあっ!』
『それでヒーローになって、困ってるひとを助けたり、わるいやつらをやっつけたりするんだ!』
! ふぅん……、そうかよ。
( 余程自分に会えたことが嬉しかったのか、母親から注意を受けても尚ヤダヤダと首を横に振っては、懐っこく腕にしがみついてくる男の子。事の顛末を聞いて状況を理解したはいいが、そうとなれば余計邪険に扱いにくい。ちらりと彼を見遣ると、にぱっと満面の笑みを向けた後に尊敬を込めた目で見詰めてきながら夢を語ってくるので、その邪気のないきらきらした視線に耐えられずふいっと目を逸らしてしまった。こうもハッキリとした好意を向けられることに慣れていない為に普段のペースを乱され、そこへ畳み掛けるように“強い”だの“カッコいい”だのと持て囃されるものだから、満更ではないもののやや対応に困り。
そんな様子を他人事のように端から眺めていた彼女が、おろおろしている母親に適当なフォローを入れる声が聞こえてくるとすかさず振り向き )
聞こえてんぞコラ!
( 暫くして見兼ねた母親が「ほら、そろそろ行くわよ」と男の子を引き離し、小さな手を握る。男の子も憧れの人物に(一方的にではあるが)思いを伝えることが出来て満足したらしく、母の言いつけを素直に受け入れると、「お兄ちゃん、お姉ちゃん、バイバイ! デートのじゃましてごめんね」とこの年齢にしては大変ませた断りを入れながらぶんぶん手を振って )
(/ 派手な個性で目立つので、一部のちびっ子から人気ありそうですよね。(笑)
こちらこそありがとうございます! 彼がデレ始めるのはもう少し先になりそうですが←、引き続きよろしくお願いいたします!
それと、16日くらいまで返信速度がゆっくりになりそうです。申し訳ございません……! )
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