ヌシ 2021-08-01 19:31:03 |
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【 松野 千冬 】
ん、嬉しい。
(自分と同じように飛んで行く、と言われると嬉しそうな笑みを浮かべるが、正直、夜でないにしても彼女を一人で此方に向かわせることに対してはまだ抵抗がある。彼女に会いに行くことは全く苦ではなく、むしろ嬉しいくらいなので暫くは自分が会いに行こうと心の中で決めていて。自分は不良で、彼女をあんな目に遭わせたのにも関わらずそんな風に思ってくれていることが素直に嬉しく手を洗いながら「…結菜の親御さん、優しいよな。そりゃお前も優しい奴に育つわ。」と思ったことを笑顔で口にして。)
【 上原 美玖 】
気遣わなくてもだいじょ……分かった、お願いします。
(相手の背中はなんでこんなにも落ち着くのだろう、と思いながら密着していると、先ほどとは違うことを言う彼に気を遣わせてしまっているのだと思い、言っていた通り家の近くまでで大丈夫だと言おうとしたが、後ろから別のバイクの音が聞こえたので振り向くと何やら自分達を追いかけている様子のバイク集団に心配だから家の前まで送ってくれるんだ、と納得すれば素直にお願いすることにして。)
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