ヌシ 2021-08-01 19:31:03 |
|
通報 |
【 三上 結菜 】
あ、あの…!
(頬を優しく撫でられると彼は呆れていない事が分かりホッとするが、無言のままの彼を見ると本当にどうしたのだろうかと心配になる。ドキドキと心臓の音が煩くなるも、彼をじっと見ているとゆっくり顔を近づけられ、驚いてしまう。嫌なら押すなり何なりをして抵抗すればいいのだが、何故か彼相手には出来ず、顔が近くなってくると反射的に目をキュッと瞑り。予想していた反応とは違い、彼の方を見ると彼はシュンっと落ち込んだ表情をしていた。罪悪感が一気に湧いてくると慌てて、「ご、ごめん。ちょっとやり返ししたかっただけで本心じゃないから!ね?」と謝罪の言葉を述べ、ちょっとやり返しをしたかっただけだと伝えてから彼を傷つけてしまっただろうか…と不安になりながら彼を見つめ)
【 佐野 万次郎 】
良かった。……うん、可愛いじゃん。俺の思った通り。
(態と落ち込んだフリをしたのでバレるだろうか、と思っていたが彼女の返事を聞くと直ぐに笑みを浮かべ、良かったと呟き。恐らく恥ずかしがっているであろう彼女の顔を覗き込むと自分の思った通り、可愛らしく。満足げな表情を浮かべると可愛いと伝え。幸せそうにお礼を言いながら携帯を抱き締める姿を見ると、連絡先交換の目的は他にもあるが、幸せそうな表情を浮かべる彼女を見られたので連絡先交換して良かったと思い頷いて。会いたくなったら連絡してもいいかと尋ねられると自分は大歓迎で、直ぐに頷き「勿論。」と答え。自分も彼女に会いたくなる日は必ず来るだろう。そう思うと頬杖をつき、優しそうな笑みを浮かべながら彼女を見つめると「じゃあ、俺も会いたくなったら連絡していい?」と尋ね)
| トピック検索 |