貴方と私の幻想郷【相互夢／魔法使いの約束】

[オズ]
…お前が来たから、だろうな。
(ニヤニヤと笑いながら何故気分が良いのか聞いて良いかと訊ねられる。理由を話すかどうか悩むも。隠す理由は無い。そう考えると小さく溜め息をついては彼女が来たからだろうなと彼女にギリギリ聞こえるかぐらいの声量で呟いて。先程の自分の言葉に不満げな表情を浮かべては絶対してくれないよねと述べる彼女。本当はそんな事しなくても心配はするだろうが、今までのやり返しだと言わんばかりに「今後のお前の立ち振る舞い次第だな。」と頑なに心配すると言わず。彼女が引きつった笑みを浮かべるのを見ると何故そのような表情をするのかと疑問に思い。自分の気になっている相手はチレッタかと訊ねられる。チレッタは人間と結婚し、風の噂だが子供も居たはずだ。既婚者で子持ちを好きになる事はまず無いだろう。ほぼ即答するように「あいつじゃないな。あいつは結婚して確か子も居たはずだろう。」と述べ。こんな事を聞いて彼女を困らせるかもしれないが、暫く彼女を見つめた後に「…私が気になっている相手がお前だと言ったらどうする。」と真剣な声色で訊ねて。食べると聞けば用意しようと思いドアの方へと向かおうとするが、彼女から何処の国のマフィンかと彼女から訊ねられる。自分の手作りだと言ったら意外だと驚くだろうか。それか揶揄うだろうか。だが、ここで嘘つくメリットは無い。そう考えると「…私の手作りだ。」と述べ。)


[アナスタシア]
え？知らないの？…って、私もあんまり知らないけど。
(恋人は具体的に何するのかと訊ねられると驚いた表情を浮かべては知らないのかと訊ねる。彼にはこう言ったものの、自分も恋愛経験は無い。人の事は言えずに自分もあまり知らないと述べ。よく分からないが恋人であれば一緒に過ごしたり出かけたりはするだろう。これだと普段と変わらなさそうだと思いながらも「たまに一緒に過ごしたり何処かに出かけたり…とか？普段と変わらなさそうだけど。」と述べて。彼の言葉を聞くと冗談なのか本気なのか分からず一瞬戸惑い。自分で言うのもなんだが、自分も魔法使いの中では魔力も強い方だが彼の方が強いからきっと叶わないだろう。小さく溜め息をついては「あんたが言うと冗談なのか本気なのか分からないわ…。さっきのは冗談。」と大人しくさっきのは冗談だと白状し。彼が謝った事にも驚きだが、会えないのは困ると言った事に1番驚き。彼の様子を見ると段々子供のようにも思え、思わずクスクス笑っては「まるで親に怒られたような子供みたいね。」と少し揶揄うような声色で述べ。)


( ／ またまた遅れてしまい申し訳ございません…！)