主ちゃん 2021-07-18 18:19:19 |
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[オズ]
特別感か。…無意識でお前の事を特別扱いをしていたのかもしれないな。
(特別感があって嬉しいみたいな、と話す彼女。初めはピンッと思い浮かばずよく分からなかったが、今までを思い返せば他の魔法使い達がやる事が気に食わなくても彼女がやれば大抵何とも思わない。それに彼女と他の者では扱いはかなり違うので彼女がそう思うのも納得出来た。もしかすると昔から彼女の事を無意識に特別扱いをしていたのかもしれない。無意識とはいえ、自分でもこんな扱いを出来るものなのだな…と思えば口角を少し上げて彼女の言葉を復唱しては無意識で特別扱いしていたのかも、と彼女に伝えて。何だかお父さんみたいだと述べる彼女をじとーっと見つめ、「お前の父になった覚えはないが…。」と不満げな様子で呟き。心配し過ぎじゃないかと言われれば口を閉じ。彼女が居なくなったら…と考えると心にぽっかり穴が空いたような気持ちになる。素直に彼女に伝える事が出来ず、「…メイヴが居なくなればアーサーが悲しむだろう。」と誤魔化すように述べ。良いな、と思っている人が居ると聞くと他の者であれば気にならないが何故か今は相手が誰かと気になり。じっと彼女を見つめると「…それは私が知っている者か?」と訊ね。彼女の言葉に少し目を見開く。彼女の言葉は嫌だという気持ちにはならない。口角を上げると「悪くないかもしれないな。」と返事をし。紅茶の事を思い出すと「茶が冷める。戻るぞ。」と彼女に声をかけて。)
[アナスタシア]
この状況で冗談なんて言わないわよ。…本気で思ってる。
(彼からの沢山の質問に驚いて思わず顔を上げ。今の彼の様子を見るとそんな彼は珍しくて反応が少し遅れ。流石に今の状況で冗談や嘘を言う程、性格が悪い訳じゃない。困ったように眉を下げるとこの状況で冗談はなんて言わないと彼に述べてから、じっと彼の目を見ると自分は本気で思ってる事を伝えて。ルチルなら褒めてくれるのにと述べる彼をチラッと見て。確かにルチルなら純粋に彼の事を褒めるだろう。ルチルみたいな性格だったら自分も彼を素直に褒める事は出来ただろうが、やはり今もこの先も彼を素直に褒めるのは出来ないだろうなと思い。そんな自分にため息をついて少し拗ねた様子でじとーっと彼の方を見ると「…どうせ私はルチルみたいに褒める事は出来ないわよ。」と呟いて。揶揄って楽しいかと彼に訊ねられる。普段揶揄われてばかりで仕返しが出来なかったからこうしてやり返しが出来るのは正直楽しい。もうすぐ目的地に着く為、彼の方は見れないが意地の悪い笑みを浮かべると「勿論。今までの仕返しが出来たもの。」とまた楽しそうな声色で述べて。)
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