貴方と私の幻想郷【相互夢／魔法使いの約束】

[オズ]
…何か後ろめたい事でもあるのか？
(わざわざ中央の国まで買いに行って良かったと独り言を呟く彼女。クッキーと聞いて嬉しそうな表情を浮かべているアーサーの様子を見ると、らしくないかもしれないが感謝せねばと思い。その後、彼女が苦笑を浮かべたのを見逃さずに何か後ろめたい事でもあるのかと訊ね。暫くして紅茶を淹れたポットとティーカップ、クッキーの取り皿を持って部屋へと戻って。ドアを開けるとアーサーを抱き上げて寝かしつけている彼女と眠りについたアーサーが目に入り。持ってきたものをテーブルに置いて2人に近付くと、「何だ、寝てしまったか。」と独り言を呟き。このまま寝かせていてもクッキーはそう簡単にダメにはならない。そう考えると「抱いたままだと茶も飲めないだろう。部屋で寝かせるからついて来い。」と寝室へと案内する為、ついて来るように彼女に述べ。)


[アナスタシア]
長い付き合いなんだからそりゃ分かるわよ。
(笑みを浮かべながらやっぱりバレるかと述べる彼。彼とはもう気が遠くなるぐらい前からの付き合いだ。彼の事は大体は分かるつもりでいる。小さくため息をつくと、長い付き合いだから分かると述べて。何処に取りに行くんだと訊ねられると、彼に薬草を取りに行く場所を伝えていなかった事にうっかりしてしまった…と思い。彼の方を見ると「言い忘れてた、ごめん。病の沼の近くに薬草が生えてる場所があるの。」と薬草を取りに行く場所を伝え。只、此処から病の沼までは少し距離がある。流石に歩かせるのは申し訳なく、箒で飛んだ方が早いだろう。そういえば今日彼は箒で来たのだろうか、来ていないなら自分の箒の後ろに乗せればいい。そう思うと「今日箒で来た？箒で来てないなら少し距離あるから私の箒の後ろ乗る？」と訊ね。)