セレン 2021-07-14 10:24:29 |
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あ、あ……。こんなの、いけないってわかっているんです……! ごめんなさい、ごめんなさい……
(彼の腕のなかでふるふると震えるのは嗚咽のせいか、はたまた別か。冷たい首輪と温かい体温がアンバランスだが、もうどうでもよかった。ただ、嬉しかったのだ。嘘偽りない彼の言葉が。
今正気に戻っていれば、きっと彼を拒絶することもできていただろう。警察として、堕ちてはいけない狂気に身を委ねることもなかった。けれど、この瞬間だけでもいいから、誰かに必要だと言ってもらいたかったのだ)
(/とてもいい書き出しでした! 無理のない範囲でやっていきましょう)
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