莉緒は優しいな、ありがとう。 ( 自身の腕の中からこちらを見上げる瞳に、少し悪戯っぽい笑みを返す。そのまま顔を彼女の耳元へと近づければ、まるで唆すように囁いて )……莉緒が『同じ匂いになるまで』っていうのを撤回すれば、好きなだけこうしていられる。