( 問い掛けられた言葉に、聞こえたのだと悟り。無意識に近い状態で声にしてしまったことへの気恥ずかしさから、思わず口元隠したけれど好きだという気持ちに嘘偽りはなく。身動ぎして彼の正面へと向き合うと真っ直ぐ彼を見つめ )…聞こえたままでいて。だって、ほんとのことだもの。