魔導機翔 EXE DOLLSｰエグゼ・ドールズｰ【オリジナル/SF/ロボット/戦闘/恋愛】

名前 坂田 小鈴
年齢 15
性別 女性
容姿 身長158cm。髪はやや暗めの柳色であり、耳元を隠す程度のボブカット。丸く大きな瞳も同色。
白色のシャツの上から薄柳色のアウターを羽織り、下半身にはシャツ同様白を基調とし、黒で縁どりをした短めのフリルスカートをみにつけている。足元には薄茶色のブーツを身につけ、赤色のベレー帽を被っている。

性格 無鉄砲で向こう見ずな熱血漢。行き詰まった時は一言目に気合い、二言目に根性を口にして、能天気に根拠の無い自信を持ち続ける人物。しかしながらこの性格は彼女が背中を追い続けた兄の模倣のようなものであり、本当は気弱で引っ込み思案な、臆病な性格の持ち主。出撃前にコックピットで一人になっている時などは未だに手が震え出すなど根本的な性格がパイロットに向いておらず、精神面での周りとの差に未だに苦悩する時も多々ある。ただ1つ、特筆すべき素質を上げるのならばそれは執念とでも呼ぶべき頑固さである。向いていないのは重々承知だし、兄のように死んでしまうのではと思うと何もかも捨てて投げ出したくなる。けれども兄ならきっと逃げないから、天国の兄に笑われるような姿は見せたくないから。たったそれだけの理由で虚勢を貼って立っている。
所属 対【ダスター】組織
備考
大という名の一人の兄を持っていた少女。早い段階から【ドールズ】の適性者として登録されていたのだが、乗り込んで戦闘を行うことへの恐怖心や、己より兄の方が適任であるはずだという意思から搭乗を拒否。しかしながら数ヵ月後に【ダスター】による建築物の崩落事故で兄が目の前で圧死。以降兄の分まで己がやらなければという使命感で恐怖心を押し殺して搭乗している。ことある事に兄ならと口にするのは自責の念や恐怖心を押し留めるルーティンとしての意味合いも持つ。

名前 【DOLLS TYPE/KNUCKLE】
機体カラー メインカラー赤(基本装甲)、黒(各所ライン及び口部フェイスマスク)、黄色(左右カメラアイ及び装甲端)、薄緑(マント状エネルギー)
機体装甲 全体的に丸みを帯びた、大柄な男を思わせる形状。装甲が分厚いらしくシルエットはかなりごつい。両肩には小さな盾が取り付けられ、両腕は鈍く光る黒色の巨大なガントレットで覆われている。左右のカメラアイはサングラスを思わせるような三角形型であり、口部にあたる部分には牙のような亀裂の入ったフェイスマスクが取り付けられている。
全長22m
重量28t
主要武装
・ステゴロナックル
左右の腕に内蔵された武装。正式名称エクセキュートバンカーなのだが、搭乗者が勝手にステゴロナックルと呼んでいる。極めて高純度のフェルメタルで構成された前腕であり、拳が直撃した瞬間ゼロコンマの誤差も起こさずに3回攻撃を叩き込む。1発目はシンプルな、馬力と質量に物を言わせた殴打。2発目は拳頭部の振震機より生じる強烈な振動波。そして3発目は前腕内の螺旋バンカー機構により、ゼロインチ距離で高速回転する拳をねじ込むスクリューパイルバンカーである。この3つをほぼタイムラグなく打ち込むことで分厚い装甲の上からでも強烈な一撃を叩き込む。
乱打でき、かつ単純な質量攻撃ということで決定力も高く、愛用されている。

・咆哮砲
これまたドミネートキャノンという正式名称があるのだが、訳の分からない名前を付けている。牙型の口部フェイスマスクを展開後発射できる高出力プラズマキャノン砲。照射時間に比例して威力が上昇する仕組みであるが、故にフェルメタルを貫通できるだけの威力を瞬時に持たせることはできず、基本牽制用。但し条件さえ揃えば基本武装の中でもダントツの威力を発揮する。

・ダンビラカッター
刀身部分にGENOCIDE-BLADEとでかでかと刻まれているのだがもはやガン無視している。形状はドスやダンビラというよりチェーンソーそのまんまであり、高速回転するフェルメタルの刃で敵装甲を削り落とす。

・バリアブルクロス
唯一正式名称のまま呼ばれている武装。各所のプラズマエネルギー発振器から発生したエネルギー防壁を文字通り衣類のように纏い、光学兵器をシャットアウトする代物。…なのであるが、搭乗者が意図的に各所の発生器をシャットダウンさせ、背面にのみ正しくマントの如く生じさせている。発生箇所が絞られたことにより出力は上昇しているようで、カバー範囲に目を瞑れば防御力は極めて高い。一応拳の発振器はワンタッチで稼働するようになっているので、背部エネルギーをたくしあげるように全面に持ってくることで前面からの攻撃も防げないことは無い。片手が塞がるが。
奥の手と言うよりは目くらまし的な使い方になってしまうが、全身の発振器からビーム砲として放つこともできないことは無いらしい。但し至近距離でもない限り威力は下の下。

【EXE System】
度胸。恐怖を蹴っ倒して絶望を度胸で笑い倒し、道がなくても前へ進む。困難に直面しても諦めず、不格好でも立って進む心構えを持つ事が発動条件。本心から奮い立つことが必須な為に兄の模倣をしている間は発動せず、少しでも心が折れたのなら即座に停止する。
発動後は全身からバリアブルクロス以上に高密度の薄緑色に発光するエネルギー防壁が噴出され、装甲強度と機体性能、特に馬力が飛躍的に上昇する。
武装の出力も上昇するが、同時に咆哮砲とダンビラブレードの使用は不可となってしまう。機体名の通り拳、すなわち素手での殴り合いのみを重視し、どんな相手とも拳で張り合うパワーと、相手を土俵に引きずり込むための防御力を発揮する。機動力の要となる飛行用のスラスターの出力は変わらないものの四肢の馬力は段違いな為、跳躍力や走力といった一部の機動力は上昇している。

(/Pf提出遅くなり申し訳ございません…！不備などございましたらご指摘下さい)