ふふ、解剖するんだから多少の痛みは我慢してよ。……和泉はどっちが好きなの、良い子と悪い子。( 返答次第では今後の接し方も変わってしまう程重大な二択持ち掛けて。 )ふゥん、───…ン、家どっち?( 想定もしていなかった提案に須臾の間時止まり、履き替えようと出したローファー片手にぽかんとした顔で見詰め。ふと我に返ったようにタイル床へと靴放り投げれば校門から左右に分かれる道一瞥して。)