わたくしは弟を置いて先に帰るなんてことしませんよ。手が空いてますので、手伝わせてくださいませんか? (本当は夜道を独りで帰るのは心細いからであったが、そんなことを言ったらまた弟を困らせてしまうだろうと思ったので本心を口に出さず。手伝うのは当然、という表情を浮かべて書類の確認を手伝ってもよいか尋ねて)