へー、今時露店なんて珍しいな。俺、買ってくるから先あっちで待ってろ。 (一体何がそんなに嬉しいのか、照れ臭そうにはにかむ後輩から視線を外し今度は彼が指差す先を目で追い掛ける。すると公園の外れにぽつん、と一軒の露天が。今のご時世あまり見掛けないソレに感嘆の声を上げつつ、つま先をそちらに向け。すぐ近くにあるベンチを指差しテキパキ、慣れたように後輩に指示を出せば自分はたこ焼き屋さんに向かい、)