裏では若作りに必死かもしれへんよ。( 人間の姿を纏っている為に投げ掛けられた至極真っ当な言葉に密かに瞠目するも、愉快そうに軽く笑い声零しては双眸を細め相手を見上げ。明るい声色に自然と弛む頬はそのままに作業について一言残せば奥の棚へと歩を進め ) ほんまに本が好きなんやねぇ、東くん。せや、汚れが酷いのは分けて置いといてぇな。何か分からへん事あったら声掛けてや。