【仮面ライダー/オリジナル】生き残れるのは、一人だけ【戦闘/恋愛】

【3-D兵器開発エリア付近/
壱外紡貴-レジスト＆「ジェネル」実体】

>社企未来　シノブ


（この攻撃を耐えられれば……！！）　

（本来、グラッドラプトルの必殺技はグローブを地面に叩き込みグローブが変形した岩を相手の足元から出し拘束してからのライダーキックなのだが、紡貴が求めたのはあくまで未来を諦めさせる事。確実に未来を止める為、必殺技でやられたフリをしてからの不意打ちを仕掛けようとしていた………のだが空を殴ったレジストは必殺技を喰らうこともなくそのまま肩から落ちて行き、すぐさま体を起こしマトンの方へと視線を戻した時、目の当たりにしたのは）


「帰ってきた…のか？……っ！おいオイ！消えてんじゃねぇか？！」

（後ろからジェネルがそう言う。紡貴が見たのは強制的な変身解除された未来が調子の悪いラジオのようにノイズがかかり、その体にも砂嵐が起こったように不確かな物になっていると言う異常な光景。倒した悪魔が千切れた契約書の紙吹雪となって消えて行くのは幾度も見てきたのだが……紡貴は仮面の奥で目を点にして）



【3-D兵器開発エリア付近/火野映司-オーズ・タトバコンボ】

>社企未来　壱外紡貴　ジェネル　シノブ

コレで次元を引き裂けばあるいは……あっ！帰ってきた！
（って、あの子…あの感じは……まさか！？）

（最大威力のオーズバッシュは空間を切り裂く程の威力であり「もしかしたら…」と思って今まさにスキャナーを通そうとした時に、紡貴君達が戻って来て。慌ててセルメダルを排出させ近づこうとした時に、白衣を着たX側らしき少女の姿が今にも消えそうになっていて）