【仮面ライダー/オリジナル】生き残れるのは、一人だけ【戦闘/恋愛】

【3-D兵器開発エリア付近/火野映司】

>アッシュ　門矢士

その忠告は……聞けそうに無いです

（アッシュへの返答を聞いていた門矢士に「自分を犠牲にするな」と言われ忠告を受け、それに対して立ち上がりながら忠告を呑むのは無理だと返し）


俺は……目の前で誰かが助けを求めてたら迷わず助けに行きます
……それがもし、その子の代わりに自分が死んでしまうとしても

それに………自分が死ぬことよりも誰かが死んでしまうことの方が俺にとって辛いですから


（門矢士に言われた通り、自分が死んでしまえば誰にも手を伸ばす事はできなくなる。けれど、自分の身を案じて誰かの命を見殺しにはしたくない。ならばどうするか、誰も悲しませず、沢山の人を助ける方法は……）

（それを自分は知っている、沢山の人に教えてもらった答えを）


だから俺は沢山の人と手を繋ぎます、

そうすれば手を繋げば繋ぐほどたくさんの人に腕が届きますし、助けを求めている人をもっと沢山知れて助けに行けますから


（どこまでも伸びる腕、誰かを助ける為の力は自分1人が頑張るのではなく、手を繋いだ他の人と助け合うことで手に入ったのだと知って）


だから俺が誰かに倒してもらうようにお願いする時は、
「そうする以外どうしようも無い時」か「自分が誰かを傷つけてしまう時」の二つしかありません

それに俺自信も、「誰かが自分を倒さなきゃいけない」って言う状況にしないように努めます

だから……とにかく俺は簡単に死ぬつもりはありません！


（長々と喋ってしまったことに心のどこかで反省をしながらも、どんな理由であっても簡単に死ぬつもりは無い想いを伝えれたことに少しホッとして。そして自分もアッシュとディケイドの先に立つデモリス・グリードに視線を向けて）