502号室　＿＿＿〆　

あらま、そういう事？早くも見透かされてんねえ。悔しいから捻ったモンにするかな（　わざと拗ねた様な声色で告げ　）危な…。冗談でも安東の甘い顔でそんなの言われちゃ、女の子だったら最速で落ちてるわ。末恐ろしい男と同居が決まっちゃったね（　胸元に掌やり、少し早まる心臓を抑える様に幾度か撫で付け ／ 自嘲気味の苦笑零し　）花言葉…。ちょい待ち、───へえ。随分献身的じゃないの。いつか『薺』って呼ばせてくれよ、俺も尚更気に入った（　表示された文面に意識向ければスマホ片手に瞠目 ／ 視線戻せば悪戯っぽく微笑み　）あは、胃袋握られて落ちるのが目に見えてんのが怖いわー。人は旨いモン相手にすりゃ無力なのよ。その上シェフがこんな良い男でしょ（　己の腹擦りくつくつと笑い溢れさせ　）俺的にはどっちでも、って最初こそ思ってたんだけど本編開始から『下げ進行』でお願い。安東の事俺だけが見てたいの、なーんていい歳こいて子供滲みた我儘言っても許してくれる？（　にまり口角上げ ／ 期待を一心に含んだ眼差し向け　）っふは、良いじゃん。んじゃあ勝負な。負ける気は更々ねえからね、気ィ付けて（　意気揚々と提案に首肯　）