後輩×先輩no.3

(すいません、連投してしまいましたっ。汗)

『膝枕...』（ぽすっと相手の膝に頭を乗せて横になってみてお腹側に顔を向けて

（大丈夫ですよ?）

「岳…。」
膝に相手の頭が乗れば、ゆるりと慈愛の眼差しを向け微笑み名を紡いで。

『...俺ちょっと不安になりました』（名前を呼ばれれば甘えるように腰に抱きついて目を閉じて

「何でだよ…、前々から伝えるのが苦手だって言ってあんだろ。別に、嫌とかじゃ…ないからな」
腰に抱き付かれ、閉じている瞼へ口付けを落とし、髪を梳くように撫でて。

『ふふ、知ってます。だけど俺ばっか好きだったらって考えちゃいました。俺の先輩に対しての想いは自分でも大きすぎるってわかってるんですけど』（瞼へ相手の唇の感触が感じられれば微笑みぐりぐりと頭を擦り付けて

「ふふ…良かった、表情が明るくなった。」
相手の微笑んだ顔にふわりと顔を綻ばせ、頭を擦り付けられてはこらこら、と笑いながら制止して。

『先輩は凄いですね。俺のことを世界一幸せ者な気持ちにさせてくれます』（つられて此方もへへっと笑い相手の香りをすぅっと吸って幸せに満たされながら上記を述べて。『だから俺も先輩を幸せにしたいです』と手を握り

「俺の方こそ十分幸せだ。」
幸せにしたい、と言われ気持ちを表すようちゅ、ちゅと相手の頬へ口付けを降らして。

『それを聞けてよかったです』（頬へキスをくれた相手の頬に手を添えて引き寄せて唇を重ねて

「…ん。好きだ、不安になるな岳」
唇を重ねられ其れを受け止め、真っ直ぐな目で見詰めて。

『はい、もうなりません』（相手の目を見つめて微笑み『暫くこのままでいてもいいですか？』と相手の手をにぎにぎと弄りながら問いかけ

「あぁ、良いぞ。心置きなくそうするが良い」
矢張り上から目線なのは変わらないが、問い掛けられた事に返答して。

『へへ、ありがとうございます』（子犬が親犬に甘えるように相手の手を握ったりはむはむと指を咥えたり甘噛みしたりして、犬歯があるため噛む時はなるべく力を入れずにして

「こら、玩具じゃないんだから噛むのはやめろ」
所謂犬が遊ぶような玩具を示唆しつつ、口だけで制して。

『えー、先輩の肌やわらかくて気持ちいから噛みたくなっちゃいますよ』（ダメと言われればぺろぺろと噛んだ部分を舌で撫でてすっかり子供のように甘えて。先程だめと言われたものの左手の薬指の付け根に甘噛みすれば『ここには将来何が付けられるんですか？』と上目で問いかけ

「え…岳がくれる結婚指輪、だな。」
意図的に狙ったような噛まれた指に、素直に返答して。

『ふふ、正解。わかってますね』（結婚指輪といえばコクコクと頷き満足そうにして起き上がり『よし、もう甘えるのやめます。キリがなくなっちゃう』と述べれば伸びをして

「お？其れなりに満足したか？」
分かってますね、と言われれば当然、と云うように頷いてみせ、伸びをする彼に問い掛けて。

『はい、しました。でももう今日は疲れました、こんなに集中して頭を使ったの久しぶりですもん』（コーラを仰ぎ炭酸が体にしみれば、もう疲れたと述べて