匿名さん 2021-05-10 21:07:54 |
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(/この度はお声がけのほどありがとうございます!
早速ではありますが、世界観の詳細についてまとめましたものを投下させて頂きました。「こういう設定の方が良い」「こういった内容はどうだろう」等もしありましたらお気兼ねなく!)
《ネーベル・ヴェルト島》
舞台となる島の名前。
島を囲うようにして海が広がっており、周囲には小さな島ひとつすら見当たらない。まるで大きな孤島のようである。
周囲に他の大陸や島が観測されないことから、学者や研究者たちの間では「ネーベル・ヴェルト島はひとつの大きな大陸」説が囁かれている。
また、種族は主に人間とセニャリーの二つに分かれていることが多い。
〈国境と結界について〉
ネーヴェル・ヴェルト島では国を越える際に濃霧が絶えず発生している空間へと飛ばされる。濃霧は人々の視界を奪い、また強い毒性を有するため命を蝕む存在でもある。だが、セニャリーという存在であれば濃霧の影響は受けないとされている。
また、濃霧による人々への悪影響を阻むために各国それぞれ特有の結界というものをはっている。結界をはると国そのものの大きさは変わらないものの、見た目が縮小化される。結界がはられた国は、濃霧の中から見ると光の玉が浮かんでいるような感じに見えるという(光の玉に触れることでその国に入ることが可能)。
結界は無色透明であることが基本だが、まるで壁がそこに存在しているかのようにぺたぺたと触ることが可能。人間は結界を通り抜けることは出来ないが、セニャリーは通り抜けることが可能である。
ちなみに結界が何らかの理由で破壊されれば、濃霧が国内へと侵入して、たちまちのうちに国は滅亡してしまう。時々濃霧の中に風化した建物等があるらしい。
〈シュレッケン〉
時々、濃霧で漂っている謎の生物。いわゆる幽霊のようなもの。
現在、研究者によって研究されているが依然としてほとんど何も分からないままである。
こちらから何もしない限り危害を加えてくることは無いが、稀に凶暴な者もいる。
〈国について〉
各国それぞれで独自に発展していることが多く、国によって街の景観や文化や文明等が大きく異なる。
また、国にはられた結界による影響からか、面積の広さの割に国の数が多いのも特徴の一つである。
《セニャリー》
人間とは違い濃霧の影響を受けず、また結界を見ることができ、そしてすり抜けることも可能。
また寿命というものが存在しない。生まれて急速に成長するが、体の成長も途中で止まってしまうのも特徴の一つである。いわゆる不老不死といわれる存在だが、実の所死ぬこと自体は可能である。
人から生まれることはなく、特定の建物から誕生する。セニャリーが生まれる確率は人間よりも低い。
〈とある建物〉 ※特にこれといった名称が無い
セニャリーが生まれてくる場所。一つの国につき一つだけあり、国の中心部に建っていることが多い。
また国によってデザインが異なり、塔だったり噴水だったり或いは神社だったりもする。
〈命石(めいせき)〉
セニャリーの特徴の一つである。
セニャリーの命を司るもので、命石を破壊されると死んでしまう。
命石は人によって顕現する場所が異なり、皮膚上に現れることもあれば心臓が命石になっていることさえある。過去には眼球の中に命石が埋まっている者、命石が複数存在している者もいたらしい。
命石にヒビが入る、命石が少し欠ける程度の損傷は、皮膚にヒビが入ったり体のどこかを欠損することもあるが、特別命に別状はないとされる。時間が経てば、命石・セニャリーの命石による怪我ともに、それらの傷は知らず知らずのうちに治る。
また、命石由来ではなく直接身体に傷をつけられても直ぐに治ってしまうという。それは例えば首を切り落とされたとしても例外ではなく、直ぐに同じ頭が生えてくる。
〈ブリス・シンドローム〉
セニャリーのみが発病する奇病。
宝石を吐き出したり、皮膚から花が咲いたり、あるいは指先が雪のように脆くなったり、人によって症状は異なるが初期症状が現れる。これが重症になると、これほどまでにない幸福感を常々感じるようになる。
発病する原因も分からず治療法も確立していない。発病したら最後、殺すしか治す方法は無いと言われている(特に周りに影響を及ぼす可能性は無いと見られているため、必ずしも殺される訳ではない)。
〈一冊の本〉 ※特にこれといった名称が無い
セニャリー一人一人に与えられるもので、生まれたときより手にしていると言われている。
本の大きさや厚さ、ブックカバーや栞の有無等、人によってデザイン等は異なる。
その本には持ち主であるセニャリーに纏わる事柄が自動的に記録される。自動的に日記がつけられる日記帳みたいなもの。仮に途中でページが足らなくなっても、なぜか新たにページが増えるらしい。
例えば旅人のセニャリーであれば、旅した国についてやその国周辺の地図が記録されるという。もし後世に残したくない内容のページがあれば、該当するページを破れば良い。
また、旅人のセニャリーが持つ本には様々な国について記されている可能性が高く、希少的な価値を見込まれる傾向にある。
(/ こちらで想定する国についてですが、西洋風だったり、中華風だったり、はたまた近未来チックなSF風だったり…と、多種多様な国が存在するというイメージです……!違う国出身同士が旅の途中で巡り会って一緒に旅をするもよし、同国出身者同士でバディを組むのもよしかと思います。
旅人の組み合わせにつきましては、本当にどれも魅力的で……どれにしようかと現在進行形で悩んでおります……!!)
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