博士的な名無し 2021-05-05 15:07:20 |
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>ノエル
「サイコキネシスで運んでもらう……?」
全く意図してなかった言葉に首をかしげる。そしてランクルスのサイコキネシスで移動する姿を見て。
「……そういうことですか。生憎とうちのネイティオは『予知』のサイコパワー特化でして『念力』のサイコパワーに適正が少ないので人を運ぶことはできないんですよね……普通にそらをとぶつもりでしたが、そういうことならこっちが適任ですね」
そう言ってネイティオを戻してメタグロスを出す。
「メタグロス、サイコキネシスで浮き上がるんだ」
上に乗ってそう指示をするとふわりとメタグロスが浮き上がる。
「おまたせしましたね。それでは連れて行ってください。いやぁたのしみですねえ!」
そう言いニコニコと笑う。
>カズラ
「いやはや……常に楽しませようというエンターテイナー精神はマジシャンとして見習うところがありますねえ」
ふうっと息をついてからそう言った後。
「そういう意味ではカズラさんのことは非常に尊敬してるんですよ。バトル一つ一つが非常にエンタメとして完成されていて、見る人をとても盛り上がらせる。相手を舐めていると批判する人もいますけど、ポケモンバトルを一つのショーとするあなたのスタイルは、同じエンターテイナーとしてとても尊敬していますよ」
ふと思い出したかのようにカズラへの賞賛を投げかける。
いつものようにヘラヘラとした表情のままだったが、語ったことは本心であり、心から尊敬していた。
「そうですねえ……その?……お恥ずかしながら絶叫系やホラー系は苦手でして……ジェットコースターとかよりはもっと落ち着いたものがいいですねえ」
自分の苦手なものを曝け出すのは恥ずかしいのかとても言いにくそうに、顔を赤くしながら言う。
「あれとかどうですか?」
そう言って指さしたのはポニータやガラルポニータの人形に乗って周るメリーゴーランドだった。
自分で指挿した後「……子どもっぽすぎましたかね?」と不安そうに聞く。
ネンリの好みはガラルポニータのようなファンシーで可愛いものなのだが、さすがに成人男性をファンシーで可愛いメリーゴーランドに誘うのはまずかったかと言った後に思ったのである。
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