い、いえ、もう大丈夫です。血には順応したようで、然もこの体勢では無惨様に失礼かと…?、む…無惨様……??(気を失っている間ずっと抱えられていたのかと驚愕しながら、首を擡げて今すぐ退かねば、と訴えるもうつらうつら船を漕ぎ始める相手に目を丸くし。小さく抑えた声で名前呼んでみて、)